社会
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子どもは「たたけばおとなしくなる」…過ち重ねたベテラン保育士「もう保育には関わらない」
優しい保育士にあこがれていた女の意識が変わったのは、2017年頃のことだった。
散歩中に騒いで弁当をひっくり返した子どもの頭を思わずたたいた。かわいそうだと思った一方、その行為は「いざとなれば、たたけばおとなしくなる」という経験として残った。
その後、子どもへの接し方について乳児院から注意を受けたこともあったが、「ずっとやりたかった職業」と仕事は辞めなかった。
しかし、乳児院は一昨年には女の虐待も疑い、施設に防犯カメラを設置した。そのカメラの前で、事件は起きた。いずれも、女が夜勤で1人で勤務している時間帯だった。
「カメラがあることはわかっていても、自分が抑えられなかった」。事件時は、雑務が終わらずいらいらしていたという。乳児院は懲戒解雇になった。
保育には関わらない
公判で女は「全体的に疲れていた」と説明した。
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