熊本市電のすべての車両に速度計設置へ 市の補正予算案に計上

ことし3月の熊本市電の車両どうしの追突事故を受けて、熊本市はすべての車両に速度計を設置する方針を決め、来月開かれる市議会に提出する補正予算案に4700万円あまりの予算を計上しました。

ことし3月に起きたあわせて15人が重軽傷を負った市電の車両どうしの追突事故では、前方の車両との距離が100メートル以下となった場合、時速15キロ以下とする規定が守られていなかったことがわかっています。

路面電車への速度計の設置義務はありませんが、熊本市は、安全運行につなげるため、すべての車両に速度計を設置する方針を決め、今回の補正予算案で設置費用として4752万円を計上しました。

熊本市電の45編成のうち、速度計が設置されていない24編成が対象となります。

このほか、レールの左右の高さのずれを補修するための費用に5097万円。
安全運行に向けた課題の整理や検討を行うための委託費として3000万円など、市電関連の補正予算案として、あわせて1億7800万円あまりを計上しました。

熊本市は一般会計の総額で3億6900万円あまりの補正予算案とともに、来月10日に開会する6月定例市議会に提出します。

このほか、熊本市は追突事故を受けて、ことし7月から3か月間、大西市長と交通局トップの交通事業管理者の給料をそれぞれ20%、副市長の給料を10%減額するための条例案もあわせて提出します。

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