経済力で左右される「男の婚活格差」厳しい実態
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書きました。
経済力×恋愛力で強者・中間・弱者それぞれの未婚率をマトリクス図にまとめました。男の場合、恋愛力より経済力が物を言うが、何より人口の多い中間層ですら結婚できなくなっている事が今の婚姻減の全てを語っています。
記事にも書いたが、今やられている少子化対策が的外れなのは、放っておいても結婚や出産する経済上位層夫婦に対する厚い支援ばかりで、豊かな者はより豊かになるという内容だから。事実、大企業と公務員以外の中間層が結婚できなくなっている。これでは出生数は絶対に増えません。さまざまなラベリングが飛び交う昨今、「経済弱者」「恋愛強者」…よくこんな言葉を思いつくものだと感心します。
文章を書く立場でも、正直こうした単語はなかなか出てきません。
この記事を読んで「結婚も子育ても“貴族の特権”になるのか」と改めて考えさせられました。
ちなみに私の夫は出会った当時、無職でした。
でも、私自身は誰とも結婚する気がなかったので、相手が無職でもまったく問題ありませんでした。
結局、「結婚相手」というラベルを意識するからこそ、弱者・強者という区分が生まれるのだと思います。
最初は弱者に見えても、気づけば大化けして強者になることもあるものです。
今この瞬間だけで人を測らないこと。これが本質ではないでしょうか。
低収入でも結婚できることを実感した私としては、やはり大切なのは「相手を見る目」だと思います。
収入だけで人を判断するのではなく、心の部分で共感し合えることが、結婚において最も大切なのではないでしょうか。
結局、恋愛の原点に戻るのだと思いますよ。一言で言えば「先進国病」。
先進国になると物価や地価が上がり、(コストの安い)途上国との競争が不利になるので、「最低限これくらいは稼いでくれないと雇えない」の水準が上がります。なので、「そこそこの人が妻子を養える仕事」が減っていきます。共働きが増えてるのが救いではありますが。
なお、この先を行くのが韓国。元々国内需要が少なく国際競争前提なので、「そこそこの人」が食っていける仕事を作りづらい。
更には
・「良い仕事」に就く為に教育費爆上げ
・土地が狭くて高い
・男尊女卑で女性が大黒柱になりにくい
・男子のみの徴兵制でキャリア断絶
とまぁ未婚率が上がる要素の塊です。
日本でも他山の石として参考にできるところは多いのではないでしょうか?