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国際学術出版社「シュプリンガーネイチャー」は、出版する研究論文のうちインターネット上で無料公開する「オープンアクセス(OA)」の割合が、2024年は50%に達したと発表した。購読料を支払った大学や研究機関のみに論文を提供するのがビジネスモデルだったが、最も権威ある学術出版社の一つである同社がなぜOAを進めるのか。来日したフランク・ピーターズ最高経営責任者(CEO)に聞いた。
同社は約3000のジャーナルを出版しており、そのうち全論文が無料で公開される「フルオープンジャーナル」は、「ネイチャー・コミュニケーションズ」や「サイエンティフィック・リポーツ」など約700ある。また、約2100はOA論文とそれ以外が混合する「ハイブリッドジャーナル」だ。
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