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大阪府阪南市の2カ所の墓地で、少なくとも墓石300基程度が壊されていたことが25日、大阪府警泉南署への取材などで分かった。同署は、何者かが墓を壊した可能性があるとして、器物損壊容疑で捜査している。
同署によると、今月中旬、同市鳥取の「鳥取墓地」で、墓石や地蔵像など約300基が壊されているのを関係者が見つけ、同署に通報した。また、鳥取墓地の世話などをする墓地管理委員会の湯川卓哉さん(62)によると、被害に遭ったのは墓地の中でも無縁仏など古い造りの墓が大半で、新しい墓に関しては、ほとんど被害はなかった。壊された墓石は大きいもので高さ約1・7メートルだった。
湯川さんが墓地の周辺の住民に尋ねたところ、21日午前0時半ごろ、近くの男性が「雷の鳴るような音を聞いた」と話したという。
同墓地には、お盆の時期には約4千~5千人が訪れる。湯川さんは「私たちはお墓を大切に守ってきた。今回のことでお墓参りに来てくれる方々に申し訳なく思う。こんなひどい思いはしたことがない」と語った。
また、同署によると、近くの「自然田(じねんだ)墓地」(同市自然田)でも同様の被害が見つかったといい、同署は関連を調べている。