205:競泳水着でさせてもらう
それから俺たちは、改めて橋の修繕作業のための助力をニチカにお願いした。アティに頼られたのが嬉しかったのか、ニチカは爛々とした目で請けてくれた。「最悪はあーし1人でもやるぜ!」と息巻いていたが、まあ普通に漁師仲間も協力してくれるだろう。ニチカにはそれだけ、人としての魅力がある。
「あとはカラスギの件だけど」
「そこも手伝うか? 力仕事なら任せてくれよな」
ありがたい。ただ実は、運搬に関しては俺だけで事足りるんだよな。なにせ釜に放り込めば、質量保存の法則ガン無視で持って帰れるからね。なので、ニチカたちには伐採作業と丸太の入れ替え作業を主に手伝ってもらう形になりそうだ。
そういう話をシェアし、改めて快諾をもらう。
「けどまあ、伐採も明日になるかなあ」
今日はまだ雨模様。予想より早く降りだした分、上がるのも早いのではと期待できるが。雨がやんでも、地面のぬかるみが渇くまでは時間がかかるだろう。そういうところも含めて考えると、実際の作業は明日に回すべきだ。みんなもそれで同意してくれた。
その後。会はお開きとなった。アティは少し1人になりたいと言うので、俺はニチカを家まで送ることにした。まあアティもアティで色々と整理したいんだろうな。
ポーラは予想より早く終わったので学校へ。フィニスは宴会の準備のために家へと戻った。
「ア、アティ……ま、また」
「う、うん……バイバイ」
別れ際。ニチカとアティは2人とも同じような喋り方になっていて、可笑しかった。
ニチカの家に到着。するとすぐに彼女に首筋に抱き着かれ、熱烈なキスを浴びた。突然、ではあるけど。なんとなく予想は出来ていた展開。
そこから舌同士を絡み合い、1分以上もヌチョヌチョと繰り返し、息が苦しくなって離れた。
「……寝なくて良いの?」
「心も体も昂って寝られねえよ」
極度の緊張、気負い。命の危機を乗り越えての大勝利。夢にまで見たアティとの和解。
彼女の精神はジェットコースターもかくやというレベルで揺さぶられ続けていたことだろう。そうして最後に、(自惚れるみたいでアレだけど)最も心寄せている相手の腕の中に収まれば、そういう欲求も生まれるのは必然か。
それに俺の方も。
ニチカを失うかも知れないと、何度も目の前が暗くなりかけた。その不安や焦燥の後に、いま腕の中にある確かな肉体の感触は……正直ヤバイ。求めてしまっている。いや、渇望と言って差し支えないレベルだ。
「アキラのおかげだ。全部、全部。好きにしてくれ。それがあーしの望むことでもある」
そう言って体を押し付けてくるニチカ。俺はその唇に改めてキスを落とし、ゆっくりと豊満な体に手を這わせていく。一通り感触を堪能した後、一度体を離す。競泳水着がピッチリと身を包む姿を見たかったからだ。なんだかんだ、緊急事態だったからマジマジ見ている余裕も無かったんだよね。
黒の生地に紺のラインが入ったパツパツの水着。傷一つないキレイな太ももから股間のハイレグ部へと視線を上げる。モザイク越しではあったけど、あそこも直に見せてもらえたんだよな。そこから更に視線を上げると、お腹が見えた。引き締まっていて、僅かに腹筋のラインが生地越しに浮かんでいる。そこから更に視線を上げると、何度もお世話になった魅惑の双峰。
「エッチだなあ。本当にエッチな格好だよ」
こんなに体のラインをクッキリ浮かび上がらせておいて、着衣扱いって無理があるでしょ。
「な、なんか恥ずかしいぞ。そんなに見ないとダメなんか?」
「うん」
目に焼き付けておかないと。次にいつ見られるか分からないし。
ジックリと堪能した後、再び体を寄せる。
「好きにして良いんだよね?」
「あ、ああ。本当に今回の件では世話になった。返しきれないほどの恩だ。だから……あーしの体で少しでも悦んでもらえるなら」
言いながら、ゆっくりと肩ヒモに手を掛けようとする。俺はその手の上に自分の手を重ねて押しとどめた。目だけで「俺に全部任せて」と伝えてから。
まずは爆乳と生地の間に手を差し入れていく。生乳は指が蕩けるような柔らかさだった。良い感じに蒸れているのも気持ち良さに拍車をかける。両手でコネコネしながら、舌を出して彼女の口元へ近付ける。意図を察して、ニチカの方も赤い舌を出してくれた。そこへ吸い付く。しごくように舌の根元から先端へ。涎が混じり合い、体がどんどん熱くなっていく。
「ニチカ……さっき見せてくれた赤ちゃんのお穴」
「え? ま、また見たいのか?」
僅かに目を伏せて躊躇。やっぱり抵抗の方が強いか。なら、
「水着越しに触ってみても良い? 絶対に傷つけたりしないから」
と提案する。触ってみたい。ポーラの土手さんを触ってしまうことがあったけど、もう少し踏み込んだ場所は未踏破の領域だ。
「ちょ、ちょっとだけだぞ?」
許可が下りた。興奮で脳が焼けそうになる。一度、賢者の石を握って熱を下げてから。
そっとニチカの下半身に手を伸ばす。ハイレグ部分に指先を当てた。そっと撫でる。当たり前だけど俺と違って、スティックは存在しない。その平らな部分を進み、足と足の間へ。土手の感触があった。プニプニと柔らかい。そしてその更に秘奥、僅かに筋をなぞる感触が指先に生まれた。
「これが女の子の」
鼻血が出そうだ。ついに。ついに俺は、女体の一番大切な場所に……
興奮で鼻息が荒くなる。夢中で擦りたてると、仰け反ったニチカの乳房が俺の額を叩いた。ああ、そうだ。こっちも頂かないと。
肩ヒモに指を掛け、ズラす。もう片方もそうして外すが、ペロンと捲れたりはしない。本当に競泳水着はピッチリ張り付くんだな。なんて一瞬だけ感心したが、すぐに生乳を見たい衝動に塗り潰されてしまった。
靴下を巻きながら脱ぐ時のように、クルクルと下ろしていくと。
――プルン
飛び出してきた。跳ねて波打つ白い乳房。そしてピンクの美しい頂。褐色の肌の中にあって、強調するように色合いの違う魅惑の双丘。何度見ても素晴らしいものだった。