【独自】元自民党青年局長が「自身への誹謗中傷の開示請求裁判」でX社に逆転負けしていた

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裁判に負けた藤原氏の心境は……

〈被告が、真実、女性ダンサーのストリップショーに自らの意思で複数回通ったことがあると信用する一般読者はいないか、いるとしてもわずかであるといえ、投稿記事1及び投稿記事2<問題の2つの投稿のこと>により被告の社会的評価が低下したとしてもごくわずかであり、不法行為にあたる程度に至らない〉(判決文より)

との見解を示したのであった。

ちなみに、この裁判で最も重要なテーマであったと思われる、「国会議員に対する政治的表現の自由は厚く保護されるべき」というX社側の主張に関しては、東京地裁は判決文で触れなかった。難しい問題なので判断を避けたと思われる。

裁判に敗れた今、藤原氏は何を思うのかーー。情報開示請求を行った理由と判決への見解を聞くべく、藤原氏の事務所に連絡を入れると、本人から折り返し電話が来た。

「言論の自由は当然、尊重しなければいけないのですが、一線を越えたものというか、ラインを大きく越えたものについては、私の法律チームで協議をしてケースバイケースで対応しています。私は公人でしたから、もちろんその点は考慮して、一般人より高いハードルを設定しています。今回の判決に関しては、一般的な判例法理から乖離しているので、控訴して公正な判断を仰ぐことにしております」

X社側にも判決についての見解を求めたが、回答は得られなかった。

懇親会事件で傷ついたイメージを、Xの投稿がさらに悪化させると判断し、藤原氏は法廷に挑んだのだろうが、まさかの逆転負け。選挙落選に続き、法廷でも敗北となった。ネットの荒波に飲み込まれた「トホホ」の結末は、政治スキャンダルの重さを物語っている──。

  • 取材・文酒井晋介
  • PHOTO共同通信

酒井晋介

記者

1964年生まれ。玉川大学工学部卒。「通販新聞」記者を経て、1989年より講談社『フライデー』記者。地下鉄サリン事件では、オウム真理教の実態に迫る数々の記事で中心的に関わる。競馬G1レースの予想記事では本誌予想を担当。得意分野は経済事件で、ライフワークはM資金研究。

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