No.489
☆番外編 CM's グッとくるフィギュアコレクション Vol.52
「草薙 素子」 攻殻機動隊 SATND ALONE COMPLEX
発売日:2012年9月
シーエムズコーポレーションのグッとくるフィギュアコレクション・・・
実にインパクトのあるネーミングですが かねてからずっと素子さんを入手する機会をうかがっておりました
普段はボトムズ関係を最優先で購入していますので 長年購入の機会を逃していましたが 2012年のリリースから月日も経ちながら 未開封品をほぼ定価で入手することができました
グッコレは初の入手でしたので どんなものかと期待と不安を織り交ぜての開封でしたが 思った以上に付属品が充実しています
スケールは1/8です
シムズさんといえば サンライズメカアクションシリーズで 色々お世話になりましたが ・・・ かなり精巧に造り込まれている印象ですね~
造形も彩色も なかなかのハイレベルなクオリティーなんじゃないでしょうか なにやら関節も独特な入れ方をしている気がします
「攻殻機動隊 S.A.C.」 らしい顔の造形だと思います(やや 可愛らしいとおもいますが)
まあ・・・このくらいだとリペイントする必要がなくて助かります
やまと vmf 版 S.A.C.草薙素子(左)と比較
やまと版は1/7スケールなので グッコレ版の1/8よりもやや大きいですが サイズ以外にも 造形の違いが非常に比較していて面白いと思います
かなり印象が違いますが どちらもそれぞれの良さがあるんじゃないでしょうか
どちらも首筋に接続用のコネクターが造形されています
セブロM-5の比較です シムズ版はやや小ぶりですが メタリック塗装が凝っていると思います
ホルスターに収納でき 腰に装着できます
こういった細かい付属品は良いと思います
続いて セブロC-26A 比較
やはりやまと版 大きいですね~
専用のスリングが付属し 肩から下げる表現が可能です
リアルな雰囲気が一気に上がります
他に 射撃時のマズルフラッシュが大小2個付属しています
サイレンサーをつけた場合は小 フラッシュハイダー直の場合は大
なかなかの細かい配慮かと思います
フェイスパーツを付け替えてのショット
歯を食いしばる怒り顔・口を開いた叫び顔・笑顔 どれも表情豊かです
あと 後髪パーツを外すとチタン製の脳殻が再現されています
関節・可動レポート
肩の関節は内部に伸びた差込式のもので 引き出すと前方斜めにもかなり曲げる再現が可能になります (・・・ヘビィマシンガン両手持ちも楽そうですね~~)
元の位置だとピッタリとはまる感じのフィット感があって しっかりしていて心地いい感じさえしてきます
・・・あの メカアクションでの関節との戦いが嘘のような凝った入れ方で驚きです
頭部も 差し込み式の2重関節ですが そのままでは片側への倒しこみしか範囲が広くありません でも関節自体を回転させると見上げることもできますので面白い構造かとおもいます
股関節も 差込しきのために引き出すことで 可動範囲が拡大します
なので こんなストレッチもできます
膝の可動も不足ないので 立て膝降着・・・じゃなかった 立て膝での着座も楽々ですし 一つ一つの関節がほど良い硬さで 微妙な捻りのままでも姿勢を保持したまま自立だってできちゃいます
あの メカアクションのシムズさんがこんな楽しい関節をいれたフィギュアを作っていたんですね・・・目から鱗が落ちる思いです
好きなポーズを 自然な感じでとらせる事がかなりの範囲で可能ですので ポーズを付けて飾るのにうってつけかと・・・
上体を反らせると ぽっこりした下腹がのぞきますが可動範囲は良いと思います
それぞれ引き出せる関節構造になっている点が 実にユニークでシリーズのネーミング通り 《グッとくるフィギュア》 ですね~
後から見ても 横から見てもグッときてます
攻殻機動隊 ARISE版の少佐です
ARISE版ではキャラクターデザインも一新されまして 少佐もすっかりソリッドな雰囲気になりましたので こうして比べて見ても もはや同一人物と言う認識ができない感じですが ARISE版も見慣れてくると若き日の素子さんという気がしてきます
もともと擬体なので 時代と共にガラッと外見が違っていても それはそれで面白い設定になるのですが やはり どことなく面影を残していると親近感が湧いてきますね~
シロマサ・コレクションです・・・アップルシード中心にちょろっと
本当にはメガハウス食玩もシークレット含め色々あったのですが すっかり何処へ行ったのかが判らなくなってしまい 並べられませんでした
あれは原作版をうまく立体化していて 気に入っていたのですが・・・今度探してみます
あとはタチコマのプラキットを積んでありますので 来年あたりには組んで見ようかなと思います
最後にボトムズネタを・・・
高橋良輔監督による 新たなボトムズワールドが始動です
その名も
『戦場の哲学者』 ・・・ちょいと硬いネーミングですが
書き下ろしを含む小説にキャラクター&ATのイラスト・設定画稿 一部絵コンテまでも掲載した新刊です
主人公の乗る大河原氏デザインの新規AT『ブラッドセッター』
ベルゼルガ系の『ホワイトオナー』などのメカもキャラクターも魅力的な 百年戦争末期の惑星パルミスを舞台にしたアナザーストーリー・・・
・・・今回は禁断の《纏 流子》・《イデオン》に続く 3連続(記事にすると4連続) ボトムズ以外をレポートの 番外編 になりましたが 次回からは また普通にボトムズに戻る 《予定》 です
最近は時間がとれなくて 作業が進んでいないんですよね~
・・・がんばります
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