「まず自分を救うこと」話で思ったこと
僕はメンタルを病んでいる人を助けてあげたくなりがちなんだけど、心理学を勉強したら、それは救世主思考とかメサイアコンプレックスと呼ばれる、人を助けることで自分の劣等感や無価値感を埋め合わせている可能性が結構あるなと思った。だから、他人はとりあえず放っといてまず自分を救うことにした。
— としき (@kagayakukeshiki) June 7, 2025
僕はメンタルを病んでいる人を助けてあげたくなりがちなんだけど、心理学を勉強したら、それは救世主思考とかメサイアコンプレックスと呼ばれる、人を助けることで自分の劣等感や無価値感を埋め合わせている可能性が結構あるなと思った。だから、他人はとりあえず放っといてまず自分を救うことにした。
他人を助けると言えば、エニアグラムの『援助者』タイプ2が思い浮かびます。
あとは、タイプ2と線でつながっているタイプ4とタイプ8。
そのほか、隣のタイプである、タイプ1とタイプ3。
このうち、タイプ4とタイプ2の話をしたいと思います。
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「人を助けることで自分の劣等感や無価値感を埋め合わせている可能性」
となると『芸術家』『夢想家』のタイプ4の可能性があります。
タイプ4がストレスで分裂の方向に移動するとタイプ2があります。
もしもタイプ4でタイプ2の行動が出ていれば、それはストレスから出ている可能性があります。
タイプ4であれば、その統合の方向には「べき」のタイプ1があり、タイプ4の理想は、日常をしっかりと生きることです。
そういった意味において、この投稿者のかたがタイプ4だと仮定すれば、
「自分を救うこと」
は正しい判断です。
と同時にそれはそれなりに難しいものです。誰であれ(どのタイプであれ)統合の方向に向かうのは難しいものです。
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『援助者』タイプ2の話もしたいと思います。
タイプ2は、私的解釈においては「(知情意の)情をもって相手に向かう人」となります。
相手に向かう人は、向かった先の手応えを求めます。タイプ2の場合の手応えは(感情の手応え)「感謝」です。タイプ2は、「感謝」を求める傾向があります。
そんなタイプ2の統合の方向には、タイプ4がいます。
タイプ4を私的解釈で説明すれば「情をもって内に向かう人」となります。
『芸術家』『夢想家』のタイプ4は、自分の内に向かう人です。タイプ2は相手を見つめる行為を一旦置いて、自分を見つめる行為をする必要があります。
投稿者のかたがタイプ2であっても、
「他人はとりあえず放っといて」
は重要ですし、
「まず自分を救うこと」
は、まず自分と向き合うこととして、同じくらい重要になってきます。
ここでも、統合の方向に行く行為なので、とても難しいものであることは言っておきたいと思います。
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