”あんぱん”でロケに使用された貴重な建物 | Model world

”あんぱん”でロケに使用された貴重な建物

30秒遅れのストリーミングで毎朝朝ドラ「あんぱん」を見ています。

創作上過剰に軍隊悪を植え付けるストーリー構成は本質的な事実を無視し、直感悪として捉える様工作されていることに危惧を覚えます。

それは現実を理解する上で大変偏ったものの見方をする帰結となる為、現実と対比するには注意が必要です。

つまり、実態とかけ離れ過ぎているので、嘘演出はかなり問題があります。そもそも軍規により、兵隊に対する暴力は規律違反になりあからさまに堂々と行われることは事実に強烈に反します。

暴力が軍規違反これは明らかですが、小さなミスは全体の命に繋がる為、軍隊は究極の合理的組織に仕上げなければなりません。

そこである程度の鉄槌は行われていた、あるいは見えないところで日常的にビンタが行われていた、という証言が現実的にはありますが、日常的に殴られる、という事実は知りません。

記載や証言があれば、教えていただきたいところ。見た事も聞いたこともないのですが、何故かNHKのドラマにはそんな描写が多い。これは明らかに恣意的で悪意があると考えざるを得ないところ。

毎日殴られていたら戦えなくなり、それこそ暴力を実行した者は重大な責任問題になります。

主婦層の視聴者なんかは完全に騙されてしまうんだろうな・・

歴史的なことを扱うのに嘘は絶対に駄目

人間一応生き物なので、あんなに殴ったり殴られたりは日常ではまずありません。煽動や嘘には特に注意が必要です。過剰過ぎで恣意的な悪意を感じざるを得ません。

本気で人を殴ったら殴った本人もただではすみません。連打で全員、それも1日何度も、ということを現実とするのであれば、生物の拳では不可能であることは医学的に間違えありません。


嘘断定です。


それはさておき、本日の「あんぱん」の舞台となった陸軍小倉連隊庁舎ですが、実は撮影用のセットではなく、本物の名古屋第6連隊兵庁舎を使用して撮影されています。

 


通路側にずらりと並べられている38式歩兵銃は本物で、持ち出せない様全て鎖で繋がれています。
(余談になりますが、中国戦線で実際に戦闘で使用され、殺傷にも用いられた可能性が非常に高いそうです:忌まわしくも恐ろしいですね)

本物の連隊庁舎を使用している、という点では、よく撮影を許可したな、という印象です。

当該庁舎は、名古屋城二の丸に明治6年(1873年)に建立され、太平洋戦争中は陸軍歩兵第6聯隊第10中隊の兵舎として使用されていました。

戦後は名古屋大学の学舎として使用されましたが、名古屋大学移転の後、件の犬山市の博物館へ移築され、2004年に国の重要文化財に指定されました。

建物とその中の家具などは大変貴重な本物です。

奥から2つ目、崇の寝床やね。

当時の食事メニューもあるよ。

士官室

 

廊下。

 




先に申しておきますが、小倉の第14連隊は、太平洋戦争中には一部がサイパン島へ派遣され、そこで玉砕しています。

更に柳瀬崇らの部隊は中国福建省へ移動し、暗号の解読などに従事し、宣撫工作を主任務としていました。終戦時は上海郊外で迎え、戦闘の経験はほぼ皆無でありません。

残り部隊は本土決戦用部隊として、宮崎県小林に移駐してそこで訓練を行っている最中に終戦を迎えました。





あんぱん、かなり偏った表現、今後、どんな嘘が展開されるか注意しながら視聴する必要があります。