マダニ感染のネコ治療、三重県内の獣医師死亡 血液や唾液から感染か
2025年6月13日 20時11分 (6月13日 21時48分更新)
マダニを介して哺乳類に感染する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」にかかったネコの治療に当たった三重県内の獣医師が5月に死亡していたことが、県獣医師会への取材で分かった。獣医師もSFTSに感染していた疑いがある。
県獣医師会によると、死亡したのは県内で動物病院を開業している男性獣医師。検査でSFTSの感染が判明したネコの治療に当たった後、5月上旬から息苦しさなどの症状がみられ入院。数日後に亡くなった。マダニにかまれた形跡は確認されず、ウイルスを含むネコの血液や唾液から感染した可能性があるという。
ネコは退院済みで、飼い主や動物病院の関係者らに症状は出ていない。
SFTSは、草むらや森林な...
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