ちまたで話題のFF14、最近では恋愛に大らかになってますよね。
FF14専用のマッチングサイト「FaP」の盛況から始まり、プレイヤー主催で行われるゲーム内の出会いの酒場があったり、なんならキャバクラまであります。もうね、すんごい大盛況。まじでね、君たち何しに来てるの？バハムートやアレキサンダーがいて、剣と魔法の世界なのに女遊びなんかしてたのしいですか？

たのし！！！たのし！！！！ぼくもしゅる！！！

という事で今回は自分がFF14で経験した恋愛について書き記していこうと思います。
本当に色んなことが起きますからね。
ネトゲ恋愛に興味がある！！という方にはぜひおすすめです。

なんでこんな記事読む必要があるのよ！！と思うかもしれません。
まあね、確かに楽しい事もいっぱいありますよ。でも夢を見てる皆さん、先に言います。そんなに甘くはないです、流石にね。

これまで一応、20人以上と出会ってきました。チョメチョメしたり普通に別れたり、色々ありましたが、良かった出会いと悪い出会いを割合で示すとね、だいたいこんな感じです。

　　　　　　　　良かった出会い１　地獄９

　　　　　・・・わかったかねポッター。私の言いたい事が。

　　　　これより闇の魔法に対する防衛術の授業を始める。

・リアルで幻想薬を使う女、N

Ｎちゃんとの出会いはVC有りパンデモ天獄編零式の攻略ＰＴでした

自分はナイト、Nちゃんは召喚で、一般的には距離の遠いロール同士でした。当時のNちゃんはちょっとだけミスが多く、しかもミスるたびにちいかわの断末魔みたいな叫び声を上げるタイプの人だったので正直かなり目立ってました。ただまあそんなに気にならなかったっていうか、その固定は色んな人がいて、特に、ボスが一ミリでもズレると文句を言って56される学者、それとバグレベルの他責思考を持った戦士がおり、この二人に挟まれていたせいでNちゃんについては相対的に気になりませんでした。

無事にクリアして

固定が解散されて1か月経ったくらいで、偶然リムサにてＮちゃんと再会。せっかくだからという事でちょっと小綺麗なカフェに行ってお話をしました。
Nちゃんはカワイイミコッテだったので、ウッキウキでお話をしていたのですが…なんというか異性関係の話がキツイ事しか言わなくて、自分の理想の男性像の話とか、家庭を持ったらこうしたいとか、後はもし付き合うなら顔がブサイクなのは無理とかそんな事しか言いませんでした。話しながら、こーれどうなんとは思ったのですが、まあ正直可愛いミコッテでしたからね。心の中の黄猿も「う～～んﾁｮﾒﾁｮﾒしたいねぇ～」と言っていたので続行を決意。

お話を続けていると、どうやら東京大学を卒業し、その後は港区でお医者さんをしているとのことでした。自分は実家暮らしの子供部屋おじさんだったので「う～～んヒモ確定だねぇ～」と喜んでいたのですが（お前も地獄やん）、なんとそんな事さえもどうでもよくなるくらい、後に送られてきた写真が美人だったのです。

超美人！！！！！
まあちょっと、なんかこれ誰かに撮られた？みたいな画像でしたが、当時はもうとにかく美人金持ちのヒモになるという事しか考えてなかったので、よくわかりませんでした。

Ｎちゃんは性格こそきつかったものの、そこそこ思いやりもあり、普通に仲良くやれていました。付き合っていくうちに、ヤリ目だと傷つけそうな距離にまで近づいてしまったし、もういいかという事で普通にお付き合いを前提に話を進める事に。貯金とかちゃんとするかーとか考えながら仕事に打ち込む日もあって、結構本気でした。

それから3ヶ月経ったくらい

そろそろリアルで会いますかね～となったタイミングで少しずつ妙な事が起きるようになりました。
日常会話の中で、私が超絶ブスだったらどうする？とか、男って女の顔しか見ないよねみたいな話が頻繁に出てくるようになったのです。

その時点では普通に仲が良かったし、あの写真がある時点で変わってても気にしないと言ったのですが、あれは5年くらい前の写真で今は全然違うと言うのです。別にいいけどな…と思いつつ、じゃあ今の写真はどんな感じなん？と聞くと、1年前に撮った写真ならと言って1枚の画像が送られてきました。

それがこれです。

こわい

なんか分からないけど、心霊写真見た時みたいな気持ちになりました。

まあでも、人って結構変わるんだなぁと思いつつ、本人が顔を気にしてる事は自明の事だったので、可愛いじゃんｗ俺は好きだよ。とだけ言って終わりました。
ていうかぼちぼち本心でした。好きな女の顔ってそんなもんです。

しかしそれ以降も、私はブスだブスだと言い続けました。
それがピークになったのは、リアルで会う1週間前の時でした。
ブスでもいいよ今更と言うと、決まって怒りだして、こう言うのです。

「嘘つけ！！男は女の顔しか見てない！！！！」

遊んでる最中もずっとそんな感じでした。
流石に何度も言われて困ってたのと、自分自身も顔が良い悪いの話で楽しめるほど自分をイケメンだとは思ってないので、じゃあもうどうしたらいいんだよｗと言うと、昨日撮った画像を送ると言ってきました。
もう何が何やら分からなかったので、わかったわかったとだけ答え、突然送られてきたのがこちら

すげえ老けた！！！！！！！！！！！！

どういうこと？？？？どういうこと？？
当時は暖かい季節でしたが、何故だかﾌﾞﾙﾌﾞﾙ寒気が止まりませんでした。

でも流石にVCをしていたので、すげえ老けた！！！とかは言えません。
最初は「い、いいじゃん」とか答えてたと思います（蚊みたいな声しか出なかったのを覚えてる）

しかし、あまりにも変わりすぎてたので話をする事に。そうしていくうちに、ある事実が発覚しました。

実は最初の写真は嘘で、2枚目の写真も嘘で、これが本当の写真だと。

2枚目にちょいブスの写真を送る事で、馴らしていたらしいのです。

最後誰！！！！！！！

あまりの発想に理解が追いつきませんでした。
これが東京大学か…とかよくわからん相槌を打っていたと思います。
ていうかマジで変わりすぎだろ！！！

そもそも、嘘の多い人でした。昨日と今日で言ってる事が違ったり、消化の約束をしていても一人で勝手にしてしまうなど、日常でも尋常ではない協調性を発揮していました。まあ、港区の世界は厳しいんだろうなとか思っていたのですが、ふと気づいたんです。いやこれ、港区で医者って本当か…？
だって…

これ、中華料理店とかにいる無愛想なおばちゃん店員の顔やん

港区の顔じゃないんだよね、板橋区の顔だろ。

まあその辺は最後まで謎でした。
聞いても、東大卒だけは本当だから！！と言われ、じゃあ学生証見せろと自分も意地を張ったのですが、今持ってる訳ねーだろと当たり前のことを言われてうやむやに。
これが本当ならもう終わりだよこの国と思いつつ、もう何が何だかわからないし、どうにもならなさそうなので別れる事にしました。

別れるとなった際色々話をしたんですが、最後彼女に「やっぱり顔なんでしょ！！！」と言われ、当時の私は、ぐぬぬ…！！と答えに詰まりました。顔が決定打になったのは本当ですからね。ただ、でも、それってちょっとニュアンスが違うんですよね。

結局彼女には言いませんでしたが…これが最後なんでね、言わせてください。

あのね、決め手は顔じゃないですよ。

お顔がどんなでも、好きな人の笑顔があれば男は満足できるんです。

好きな女であるならね、顔は関係ありません。

じゃあなんで別れたかって？それはね

毎回毎回顔が合体ロボットみたいに変形したからだよ！！

普通に怖かったわボケ

今回の件で思いました。
これからはAIによって偽造がいくらでも可能になります。自分の写真を美人に加工する…くらいは無料サービスでさえできるのです。気を付けなくてはいけません。

ていうかね、いいですか皆さん、男は度胸、女は愛嬌って言いますけど、概ねその通りです。
本当に大事なのって、実は顔でも性格でもなくて、人格なんですね。
・嘘をつかない（誠実である）
・自分勝手にならない（相手の事をおもいやる）
・きちんとやるべき事をやる（こどおじでヒモになろうとしない）
・顔が変形しない（するな）

本当に大事なところって、そういうところだと思います。
初心忘るべからず。しっかり前を見て歩いていきましょう。

つづく。

※本人特定を避けるため物語には一部フェイクがかけられています。