オスプレイ 佐賀空港に来月配備 周辺の自治会長会に計画説明

陸上自衛隊の輸送機オスプレイの佐賀空港への配備まで1か月を切る中、周辺の校区の自治会長会に向けて九州防衛局が配備計画などを説明する場が10日から設けられ、説明はすべて非公開で行われました。

説明の対象になっているのは佐賀空港周辺の6つの小学校区の自治会長会で、参加できるのはそれぞれの校区に所属する自治会長だけです。

10日、中川副の校区を対象に公民館で行われた説明には、自治会長16人が参加し、冒頭からすべて非公開でおよそ1時間行われました。

九州防衛局によりますと担当者からは来月9日に空港の西側に建設中の駐屯地を開設し、オスプレイの配備を始めるというスケジュールや駐屯地の人員の規模などについて説明したということです。

参加者によりますと質疑応答では事故が起きた際の連絡体制や地域で受け入れることになる隊員の家族の規模などについて質問が出たということです。

説明を受けた70代の男性は「事故があったときにどう報告するようになっているのかなど、みんな安全面を気にしているようだった」と話していました。

九州防衛局の小川清美 企画部次長は「周辺地域とコミュニケーションをとりながら顔の見える存在を目指していきたい」と話していました。

この説明の場は11日以降も5つの自治会長会で設けられる予定です。

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