川崎市は、「改正精神保健福祉法」に基づく、精神科病院での虐待に関する通報・届け出件数を公表し、市内9つの精神科病院では昨年度、99件の通報などがあったということです。
通報や届け出は、去年4月に市が設置した「虐待対応窓口」に寄せられたもので、99件のうち1件は、虐待の事実を「認定」したということです。
川崎市市によると虐待認定されたのは、「激しく動いていた入院患者に看護師が暴力をふるった」という内容で、「身体的虐待」に該当するとしています。
市は院に対し、改善計画の提出を求めるなどすでに措置をとっていて、再発防止に向けて対応するということです。 以下、その他の自治体の状況。
▼横浜市:通報121件、虐待事案10件。 ▼相模原市:通報20件、虐待事案1件。
▼県所管域:通報68件、虐待事案5件。