駐屯地工事に抗議の座り込み オスプレイ配備反対の市民ら
佐賀空港(佐賀市)への陸上自衛隊オスプレイ配備に反対する市民グループは13日、駐屯地工事現場入り口で座り込みなどの抗議行動をした。佐賀県内のほか福岡、熊本県から約40人が参加。この日はダンプカーによる土砂の運び込み作業はなかった。九州防衛局は「工事の進捗(しんちょく)に応じて作業している」という。
抗議行動をしたのは、「オスプレイストップ!9条実施アクション佐賀」(代表=豊島耕一・佐賀大名誉教授)のメンバーら。工事車両が出入りするゲート前で、「オスプレイ基地化反対」「オスプレイは全面撤去」などと書かれた看板やのぼりを立て、約1時間にわたって座り込みやシュプレヒコールを続けた。
道路を隔てた反対側の歩道には、オスプレイ配備推進派という市民約10人が集まり、「座り込みは業務妨害だ」「用地買収は終わっている」などと発言。反対する市民に詰め寄り、緊迫する場面もあった。
豊島代表が「なぜ私たちはオスプレイ基地建設・空港軍事化に反対するのか」と題したチラシを推進派に手渡し、対話を求めたが、受け取りを拒否された。
駐屯地建設工事を巡っては、工事に反対する漁業者らが出していた工事差し止めの仮処分申請について、佐賀地裁が3月に却下の決定を出し、漁業者側が福岡高裁に即時抗告している。