【反AI学習】画像保護ツール開発進捗 3
公開:2025/05/01, 更新:2025/05/07
区切り線までが追記部分です。先に追記部分を。
AIでの学習を阻害するツールの開発を進行中です。
皆さんはGWをいかがお過ごしだったでしょうか。ぼくはコード書き続けていました。
基本機能は実装し終わっているので、先日の仮更新からリファクタリングを続けていましたが、ちょこちょこ改修も入れています。先日書きましたが、改めて書きます。そのまえに、記事紹介を。
NightShadeとGlazeで作ったノイズを素材として、簡易フィルターを設定できるようにしたそうです。記事内にリンク先について書いてらっしゃるので、興味のある方はぜひ。
単純にレイヤーで被せたものがアルファ何%くらいであれば有効なのかわからないのでなんともですけれど、試してみる価値はあるかもですね。
ぼくもNightShadeとGlazeでノイズだけ作って、m-Aliceで被せられるようにしてみようかな。元のイラストに悪影響を与えない範囲だと、せいぜい5~10%でしょうか。あまりノイズが乗ってる絵をSNSに上げたところで、それこそ何のためにやってんのかってなっちゃいますもんね。そこも踏まえて、検証しながら実装していければと思います。
さて、本題の進捗報告に入ります。
1. 一部ノイズ処理の順番をランダムに変更
ぼくは有料の画像生成AIのサービスとか使わないので知りませんけども、最近はNovelAIなんかがノイズ除去できたりするらしいですね。
それはやったらあかんやろと思いますが、まぁここで何言ってもね。
で、複数のノイズを組み合わせることでこの除去を困難にするわけですけれども、この順序を明確にしてしまうと、当然ノイズ除去の順序が明確になって対策しやすくなってしまうわけです。これでは意味がない。
なので、処理の順序をランダム化する処理を入れました。
2. ウォーターマークにアウトライン処理を追加
ウォーターマークの境界に、元絵の近似色を拾ってアウトライン化する処理を入れています。
これは完全にぼくの予想レベルなんですが…
Photoshopなりなんなりで被写体と背景の色が近いと自動選択で抜きづらいとかの問題がありますよね。AIでクリップできるようになった昨今においても、これは代わりありません。ならば、ウォーターマークと元絵の境界に近似色を挟むことによって、ウォーターマーク外しが困難になると考えます。
これを行うことで、やたら意思表示の強いウォーターマークから、自然な主張で作品の価値を下げない形でありながら、防衛手段として強く機能するのではないか、という推察です。うまくいくといいな。
3. プリセットノイズの作成
m-Alice を表向きには mustard Alicce とする方針にしたので、マスタードノイズなるプリセットを作成しました。もうちょっと調整を加えますが、黄色のラインに黃~焦げ茶のショットノイズが乗る形です。
これを作っていて思ったんですが、雨ノイズだとか霧ノイズだとか作ってプリセット化したら、作品の仕上げとして学習阻害の効果を持ちながら、外見もそれっぽくするフィルターとして機能しますね。そういった方向でも「防衛目的で嫌々作品に手を加える」のではなく「見た目を悪くしない、仕上げとしての付加価値」を目指せればいいなと思います。
わざわざ汚した作品をSNSに上げる意味なんて微塵もないですからね、本来。
GWは終わりましたが、キャンバスでのノイズマスク機能実装までにはもう少しだけ時間がかかりそうです。遅くても、今月中にはBoothなりに出したいなぁ。
以上、追記でした。
前回の記事で記載した追加機能はそもそもの実装予定がなかったので、一旦プログラムのリファクタリングを行っていました。で、ついでに独自のノイズ付与をプリセット機能として実装と、ウォーターマーク付与の改修をしてました。
また、ノイズの順番が固定されているとノイズ除去が用意になるため、この回避策としてノイズ付与の順序を一部ランダムにするなどの処理を加えました。
現在はcanvas表示のUIを開発しています。
後日、この記事で追加でご報告しますので今しばらくお待ち下さい🎀
ちなみにソフトウェア名のm-Aliceですが、mの意味は後付でMustardにしました。これはノイズの種類の一つに「ソルト&ペッパー」方式と呼ばれるノイズ付与が存在することから、もうマスタードでいいや…と投げやり気味に決めたものですが、辛いの食べてる女の子とかイラストで添えたらまぁそれはそれでかわいいからOKだよねということでひとつ。
プリセットノイズとしてマスタードノイズも作成しましたので、ご確認いただければと思います。
これ、白〜青のパターンも作って雨ノイズでプリセット化すると単純にフィルターとして使えて良さそうだね。


コメント
5ありがとうございますー
はぇー、いいんじゃないでしょうか。
これが無料または500円以下で、かつ効果のあるものなら素晴らしいと思います。がんばっていただきたいですね!
ただぼくが思うのは、簡易フィルターの素材配布と言う手段だとフィルター剥がしの素材自体を配布することでもあるので、対策による対策を早めることになるなぁ…と。
配布自体はすでにされたようで、専用のnoteもあったので見てきたんですが、フィルター効果5~10%程度での元絵を殺さないレベルでどうなるか見てみたかったですね。
フィルターもらってきたのでちょっと試してみます!
正直この手のものはわりと見るに堪えないレベルにフィルターをかけないと単純i2iですら効果的でなく、i2iですらプロンプト・ネガティブプロンプトを指定すれば結構いける気がしますね。
ただ、厄介な人間であるとアピールしてることになるので技術的なことより学習したり使用するのを阻害するのにはかなり有効な気がします。
そうですねぇ。
「何のために絵をSNSに載せるのか?」というところになると思います。
人が見るに耐えないと感じ、AIはそのフィルターを除外して学習できてしまう。やるかどうかは別として。
「なら、フィルターかけることも創作に取り入れて楽しんでしまえ」というのがこのツールの目指すところにあるので、粛々と開発を続けていこうと思います。
重ね重ね、情報ありがとうございました!