篠原のデマは、終盤でかなりしつこくゴリ押しされたので、ようやく裁判で事実が明らかにされてホッとしている。
全部聞いたわけではないのだが、篠原が流したデマは「古賀純子と不倫関係だった」という内容だ。しかも、スマホで見ていた限り、その話を私が最初に知った時、篠原は大したことではないかのように、余裕の態度でいるように見えなくもなかった。
今、はっきりと思い出せないが、それから数日後、篠原のXに、短詩が投稿されてたんだよ。「こっちには大物が付いてるから大丈夫」みたいな内容の。
おそらく、私が学生時代に信頼を寄せ、留学先からも定期的にメールで生活の報告までしていたので、「自分のことを許すはず」くらいに思っていたのではないかと感じ、非常に腹が立った。
逆だよね?人に信頼されたら「この相手を裏切ってはいけない」と考えるのが正常だよね?「少々騙しても怒らないはず」ではないよね?私が普通だよね?
最初は、よほどの事情で巻き込まれてしまったんだろうかとか、色々と想像して気持ちがグラグラ揺れていたのだが、他の話を聞いて、それも吹っ飛んだ。
2015年に、「ひつじ団」の主要メンバーのほとんどが川崎医科大学内のレストランに集合して、「古賀純子が川崎医科大学内のレストランで食い逃げをして捕まる動画」を撮影して、ネットに流していたことを、2年くらい前に初めて聞いた。
多胡悠子が食い逃げする古賀純子役で、捕まえる役が井手一輝だったそうだ。その他、川崎誠治(川崎学園理事長)や角田司(川崎医科大学学長)を含む数十人が、店内の他の客役として出演しているそうだ。その中に、私の京大大学院時代の恩師である篠原資明と岡田温司が一緒に映っている、と聞いた時に、本当に自分は彼らの人間性を買いかぶっていたんだと驚愕し、完全に見切りを付けることに決めた。
いやあ、あんまりだろう???なんの恨みもないどころか、非常に好意的で信頼を寄せていた学生に、よ く も そんなことができたもんだ。
しかも、私が留学中に送っていたメールを全部、「ひつじ団」に提供して、中傷のネタにさせていたという。他人に読まれて困るような内容は一切、書いていない。しかし、そういう問題ではないよなあ?
法廷で、篠原は三谷羊平(京大農学部、便所犬三谷茂の双子の兄弟)から、古賀純子の中傷を指示され、「どういう言い方をするか」などの指導を受けたことを白状したそうだ。
人間の赤子を生きたまま食い殺すようなキチガイに命令されたら、そりゃあ怖いだろうよ。しかし、最初の入り口もそんなに狭かったのか?少なくとも、メールは「もうない」と嘘を付くなり、やりようがあったんじゃないのか。嫌がらせ目的と分かっていて、人が誠意を持って書いたものを、よくホイホイと差し出したもんだよ。
ていうか、私は2011年に博士論文を断念してから、年に一、二度、メールで近況連絡をする程度になっていた。ところが、2015年に、篠原が不潔汁や便所犬の中傷活動に加わっていたことに、心底、仰天した。いつから教え子のプライベートの集団覗きに参加していたんだよ?気持ち悪過ぎる。
篠原の求刑は懲役1年3ヶ月だそうだ。やったことの酷さ(むごさ)を思うと、「そんなに短いのか?」と呆れている。しかし、指示した人物が人物なので、断るのが困難だったと、裁判所が考慮したのかもしれない。私はまだ、篠原が流していたデマの内容を全部は知らない。また、篠原が恐喝を受けていたのかとか、その辺の事情も全然分からないから、総合的な判断ができない。
詳しい事情を聞いたら考えが変わるかも知れないが、今の印象を率直に言えば、こんな酷すぎる名誉毀損に執行猶予が付いたら、どんな名誉毀損が実刑になるんだよと思っている。
ただ、社会的制裁は受けることになるだろう。報道されるかは分からないが。
⇒今、羊に訊いたら、なにやら不倫の「証拠動画」も流していたそうだ。メイキング動画が見つかってるらしい。
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石田美紀には、■「古賀純子は京都で売春していた」というデマの他、■「六甲山牧場の人間バーベキューイベントに一緒に出掛けた」とか、■「その時、古賀純子は自分の子供を連れて来ていた」とか、■「自由席のチケットしか持っていないのに、指定席に座ろうとして車掌と揉めた」とか、■「人間バーベキューイベントで肉(人間)の解体をしていた」とかの集団デマに協力したと聞いている。
石田美紀はゼミの先輩だったが、個人的に会ったことは一度もない。石田は授業が終わったらさっさと帰るタイプだったから、長話をしたような記憶もない。その内にイタリアに留学していなくなったり、その後、私が留学したりで、関わりの度合いは薄かった。
石田は人脈作りが上手いようだった。就職先も、当時ゼミの中では一番良いところに決まったし。おそらく、べつに私のことが憎くてデマを流したわけではなく、「世渡り」のためだろうと推測するが、どうなんだろうか。
ゼミの先輩に「売春していた」などと言われていたダメージは計り知れないほど大きい。その間、石田本人は大学教授にまで出世していたことを思うと、「調子良すぎるだろ」と思う。
とりあえず、こんなことするやつに教育者は無理だろ。
「判決データベース検索」で裁判記録が読めるようになっているんだろうから、安心材料はまた一つ増えた。
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あ〜あ、こんなこと、起きなければ良かったのにな。そしたら、京大時代の思い出は、いつまでも楽しいままだったのに。
ただ、不幸中の幸いなのは、ここまで悲惨過ぎると、かえってなんの未練もなく縁を切れるし、許すべきかと迷う必要もないから、ある意味、気楽だ。
そこはせいせいしている。

