天理大ラグビー部大麻事件 密売人との連絡に「テレグラム」利用か 秘匿性高い通信アプリ06月12日 21:20
関西屈指の強豪で知られる天理大学ラグビー部で、部員2人が大麻所持などの疑いで逮捕された事件です。
部員の1人がSNSで密売人とやりとりしていたとみられることがわかりました。
12日、送検された奈良県の天理大学ラグビー部に所属する3年生の男子学生(20)。
去年12月、天理市のドラッグストアの敷地内で、大麻およそ1グラムを4000円で譲り受けた疑いで逮捕されました。
警察によると、男子学生は密売人から大麻を購入し、その際、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」を使ってやりとりをしていたとみられます。
警察が11日、ラグビー部の寮に家宅捜索したところ、部員の別の3年生の男子生徒(20)も大麻を所持していたことが発覚し、現行犯逮捕されています。
警察の調べに対し2人は…
「自分で吸うためだった」
こう供述し、容疑を認めていますが、警察は部内で大麻が蔓えんしている疑いもあるとみて、調べています。
4年前に大学日本一になるなど強豪校として知られる天理大学ラグビー部。
今回の薬物事件を受け、大学はラグビー部を無期限の活動休止にしています。
(関西テレビ「newsランナー」2025年6月12日放送)