指宿市で道路が冠水 患者を帰宅させず宿泊させた病院も

指宿市では、9日、1日に降った雨の量が345.5ミリと1976年の統計開始以来、最も多くなりました。
周囲の道路が冠水したため、リハビリに訪れた患者の安全を守ろうと、自宅に帰宅させず宿泊させる対応をとった病院もありました。

9日昼ごろから強まった雨で、指宿市十町にある病院では、9日午後2時30分ごろにはあたり一面、濁った水に覆われ、道路の標示が見えなくなっていました。

病院では、車いすを使う91歳の患者がリハビリを受けていたということですが、周囲の道路が冠水し、患者を帰宅させるのは危険だと判断し、9日夜は病院に泊まったということです。

患者の自宅は水につかった可能性もあり、病院では、今後の雨の降り方を見ながら、帰宅のタイミングを考えたいとしています。

指宿浩然会病院の大重雄太郎事務長は「患者が早く帰宅できるよう最善を尽してほしいと病院の職員に呼びかけましたが、自然の力が強くて、思った以上に早く冠水してしまいました。今回のことを教訓にして訓練をしていきたいです」と話していました。

【住宅の玄関に水が入り込んだところも】
9日、1日に降った雨の量が345.5ミリと1976年の統計開始以来、最も多かった指宿市では、住宅の玄関に水が入り込んだところもありました。

指宿市大牟礼の諏訪睦子さん(87)の住宅では、家の横を流れる用水路の水があふれて道路が冠水し、水が玄関まで入り込んだということです。

玄関の靴などがぬれないよう別の場所に置き換えたあと、近くに住む娘の家に避難したということです。

諏訪睦子さんは「家の前の道路が川のようになり、あっという間に水が自宅のほうに入ってきて大変でした」と話していました。











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