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Conversation

そこまで言って委員会で私が述べた「ワクチンを接種した方が、感染性ウイルスを多く排出する」というのは、PLoS Pathogensの論文のグラフの実数を平均したものを比べたときの話です。実際には統計的に有意ではないので、同等と言うことになると思いますが、感染予防効果が接種後3-4ヶ月でなくなり、その後マイナスになることと、感染性ウイルスの排出が同等(実数では増加)であること、発症予防効果があるとしたらその人達が感染に気がつかず出歩く可能性があること、これらを総合して、ワクチン接種した人が感染を広げた可能性について言及しました。TVでは一人の発言時間が限られているので、要点のみを話す必要があります。ご了承下さい。PLoS Pathogensは感染症(ウイルス学、細菌学など)の専門誌です。インパクトファクターは今は5.5くらいなのですが、基礎のウイルス学ではTop Journalの一つですが、トップジャーナルと言って良い雑誌です。審査の厳しさと公平性は高い雑誌です。該当の論文には東京大学医科学研究所の河岡教授も名を連ねています。 データは2021年の10月くらいまでには出ていたと思われ、11月の学会で河岡先生が発表されています。その学会でも、河岡先生ご自身がこのワクチンでは、感染拡大を防げないことを仰っていました。情報は専門家会議でも共有されていたと思います。つまり、遅くとも2021年11月には、このワクチンが感染拡大を抑えることが出来ないと言うことは、尾身会長もご存知だったと思います。