【速報】万博 7日に採取した水でも「レジオネラ菌」基準超 前回調査から倍増 水上ショーは再開見通せず
万博協会は10日、大阪・関西万博会場の「ウォータープラザ」で基準値を超える「レジオネラ菌」が検出された問題について、7日にウォータープラザで採取した水での検査結果を発表しました。前回の調査に比べて約2倍の「レジオネラ菌」が検出されたということです。
前回の調査では2500cfu/100mlでしたが、今回の調査では5300cfu/100mlでした。「培養法」と呼ばれる精密な検査も実施していて、詳細な結果が出るのに1週間から10日かかるということです。今後はウォータープラザの海水の循環の量を上げることを検討しているということで、水上ショーの再開は見通せていません。
万博協会の担当者は、次亜塩素酸ナトリウムの投入や、配管の清掃などの現段階での対策では、「効果がなかったのでは」との見解を示しました。
■事務総長「速やかに適切な措置をとるべきだった」
万博会場では4日、「ウォータープラザ」の海水から、基準値の20倍のレジオネラ菌が検出さました。水上ショーを中止とし、消毒などの作業を行いましたが、6日の再検査でも再び基準値を上回り、昼に行われる『水と空気のシンフォニー』と、夜に行われる『アオと夜の虹のパレード』を当面、中止としています。
また、大屋根リング内の中央部分にある「静けさの森」の“水盤”でも、基準値の20倍のレジオネラ菌が検出され、水源が同じ2か所のエリアの水を抜き、利用できないようになっています。
「静けさの森」については、先月28日に大阪市の保健所から基準値を超える検知があったと連絡を受けていましたが、利用を停止したのは30日朝からでした。さらに公表したのは今月5日でした。
万博協会の石毛博行事務総長は、9日の会見で、「すぐに立ち入り禁止とするなど、もっと速やかに適切な措置をとるべきだった」と述べ、水質改善を急ぐとともに、体調不良を訴えた来場者について会場での菌の感染が認めらた場合、補償に応じると明らかにしています。