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AppleのWWDCで発表されたプライバシー規制アップデートが、 デジタルマーケティングに深刻な影響を与える。 今回のアップデートの核心は、 iOSのデフォルトブラウザでも 「高度なトラッキングとフィンガープリント保護」が適用されることである。 具体的な影響として、 iOSのデフォルトブラウザではブラックリスト判定されたタグが原則発火しなくなる。 iOS17以降、プライベートモードのiOSブラウザでは同様の規制が適用されていたが、 今回のアップデートで通常のデフォルトブラウザでも適用される。 ブラックリスト判定されるタグには、 GTM・Google・Yahoo・Metaなどのタグが含まれている。 つまり主要媒体のCV計測に必要なタグがほぼほぼ発火しなくなるため、 iOS環境下のユーザーが発生させたCVが取得できなくなる。 この変更により予想される影響は深刻である。 特にiOS比率の高いサービスを運営している企業(と言うかほぼすべての企業)は、 媒体や計測ツールのCVの大幅な減少に直面する。 さらに離脱防止ポップアップが起動しないことによる売り上げ減少など、 デジタルマーケティング上でかなりマイナスな影響を受けることになる。 現状では各プラットフォーマーが対策の方針を出すのを待つ状況になっている。 解決策を模索している段階のため、 まずは現状と影響範囲の把握が重要になる。 iOS比率の高い事業者にとっては、 計測精度の大幅な低下と売上への直接的な影響が避けられない状況といえる。 各媒体の対応策発表を注視する必要がある。
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