東海村山田村長が村長選立候補へ「東海第二原発の再稼働必要」

ことし9月の任期満了に伴い行われる茨城県東海村の村長選挙に現職の山田修村長(64)が4期目を目指して立候補することを表明し、東海第二原発の再稼働は必要だという姿勢で、選挙戦に臨む方針を明らかにしました。

これは、10日開かれた東海村議会で、山田村長が明らかにしました。
山田村長は村長選挙への対応について問われたのに対し、「引き続き先頭に立って村政を担わせていただきたいと考えており、4期目に挑戦する決意を固めた」と述べ、ことし9月の任期満了に伴い行われる東海村長選挙に立候補することを表明しました。
その上で、これまで中立の立場をとってきた東海第二原発の再稼働について、「東海村の広域避難計画を含む緊急時対応が国の了承を得られること、東海第二原発の安全対策工事が完了することをもって、再稼働は必要であるという立場を明確にする」と述べ再稼働は必要だという姿勢で、選挙戦に臨む方針を明らかにしました。
山田村長は64歳。
茨城県の職員や東海村の副村長を務めたあと、平成25年の村長選挙で初当選し、現在3期目です。
東海村長選挙に立候補を表明したのは山田村長が初めてです。

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