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「月刊うわさ静岡」主宰・村本喜代作さん功績に光 静岡県政の舞台裏、生々しく

2023年12月10日 05時08分 (12月10日 05時08分更新)

村本喜代作さん=大多和暁さん提供

 戦後の静岡政界で独自の存在感を示した雑誌「月刊うわさ静岡」を主宰したジャーナリスト村本喜代作さん(1890~1981年)の功績に今、光を当てようとする動きがある。戦前は静岡県議や市議として政治に深く関わり、戦後は政財界の実態を歯に衣(きぬ)着せず書いた。同誌には「数千部発刊している」とも書かれており、識者は「静岡の政治に影響を与えたのは間違いない」と評価する。

発掘の静大教授「政治の世界は美しい言葉だけでは語り尽くせない」


雑誌「月刊うわさ静岡」や主宰の村本喜代作さんの魅力を語る井柳美紀教授(右)=静岡市葵区で

 「政治の世界は美しい言葉だけでは語り尽くせないはずで、生々しい声、生きた声を描き出し、今に残したのが『月刊うわさ静岡』。静岡の昭和の政治を知る上では一級資料だ」
 先月11日...

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