沖縄県警は20日、本島内で女子中学生に性的暴行を加えたとして、不同意性交容疑で本島中部の小学校に勤務する30代の教諭の男を逮捕した。
県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
関係者によると、教諭の男は性的行為に及んだことは認めている。教諭の男と女子中学生は顔見知りで、年齢や身分は把握していたという。
逮捕容疑は14日午後3時半ごろから同7時ごろにかけて、県内で女子中学生が16歳未満と知りながら性的暴行を加えた疑い。
県警によると、19日に女子中学生の関係者から相談があり、事件が発覚した。男の身元を特定し、本島内の路上で20日、発見、逮捕したという。
今年3月には県内の小学校に勤める別の男性教諭が、女子児童に対する不同意わいせつ容疑で逮捕され、その後、同罪で起訴されている。
半嶺満県教育長は「大きな衝撃を受けるとともに、強い憤りを感じている。被害に遭われた生徒と保護者をはじめ、県民の皆さんに深くおわび申し上げる。現在、事実関係の把握に努めており、内容が確認され次第、厳正に対処するとともに、生徒の心のケアに努める」とコメントした。
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