東大SPHの併願校【2020年度版】 | 東大SPHを目指す貴方へ

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東京大学 公共健康医学専攻 (SPH:公衆衛生大学院)の卒業生有志による、入試対策法・学生生活・キャリアプランについて綴っているブログです。
東大ひいては日本国内でMPH(公衆衛生修士号)取得を目指されている皆様のご参考になれば幸いです。

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以前よりSPH受験生の皆さん(年度・合否を問わず)に呼びかけている
アンケートの集計結果を少しずつ出していこうと思います。

ところで、来年に東大SPH受験される予定の皆さんは、他校のSPHも受験されますか?

私が東大SPHの受験勉強を本格的に始めた丁度今の時期、京大と長大の併願を考えていました。
長大に関しては、入試説明会(東京でも開催されるのです)に参加したりもしました。
しかし、東大SPHの勉強を進めていくうちに徐々に

東大の入試対策の時間を削ってまで他校の対策をするのは逆に危ない

と感じ、結局東大単願で臨むことにしました。
ですが、それは同時に落ちれば履歴書に1行空白ができることも意味していました。
正に背水の陣の覚悟で受験をしたわけですが、それが良い意味でのプレッシャーになりました。

そんな、皆が気になる併願率の内訳についてです。

2016年と2017年の入学者の併願校のデータは以前に公開した通りですが、
2020年入学者のデータも上記アンケートで入手いたしましたので集計結果を公開します。
(2018~2019年入学者のデータは不明)



2020年入学者(2019年8月入試:14期生)の併願校
長崎大学  1人
東大総合文化研究科  1人
併願校なし 19人

(有効回答数: 21)

2017年入学者(2016年8月入試:11期生)の併願校
東北大学 1人
筑波大学 1人
京大+阪大+名大+慶大 1人
併願校なし 27人

(有効回答数: 30)

2016年入学者(2015年8月入試:10期生)の併願校
帝京大学  2人
長崎大学  1人
併願校なし 27人

(有効回答数: 30)



やはり特筆すべきは、どの年も合格者の9割は東大SPH単願と言うことですね。
2020年度ののみ有効回答数が21人(他は30人)でちょっぴり少ないですが
それでも同年度入学者37人の過半数のデータですので、信ぴょう性はあるかと思います。


参考までに、今年2019年7月(入試1か月前)の受験生を対象に集計したTwitterアンケートでは
37人(偶然にも同年入学者と同人数ですが、合格者・不合格者両方が含まれてます)から回答が得られ、


受験者37人中9名(23%)


が「併願校あり」と回答しています。
今年の受験生111人のうち3分の1からしか回答が得られず誤差の影響が大きいのと、
何より私のTwitterのフォロワーさんが対象なので選択バイアスも大きいですが、
そこを敢えて「この率が真値」と仮定した超大雑把でずさんな計算をすると、

「併願あり」よりも「併願なし」の方が合格率が3倍上がる計算になります。

これをどう捉えるかは皆さんにお任せします。
繰り返しますが、誤差と選択バイアスのlimitationsがあることをお忘れなくw





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