虐待疑いで警察の児相通告 2年連続12万人超 検挙は最多に

去年1年間に虐待の疑いがあるとして全国の警察が児童相談所に通告した子どもは2年連続で12万人を超え、警察が検挙した児童虐待の事件が過去最多となったことが警察庁のまとめでわかりました。警察庁は児童相談所や学校など関係機関との連携を強化し、虐待事案の早期発見に努めたいとしています。

警察庁によりますと、去年、児童虐待の疑いがあるとして警察が児童相談所に通告した18歳未満の子どもは12万2378人と、過去最も多かった前の年より420人余り減ったものの2年連続で12万人を超えました。

親からの暴言や親の暴力を目撃するなどの「心理的虐待」が全体の73%を占めています。

また、警察が検挙した児童虐待の事件は過去最多の2649件となり、犯罪の種類別では傷害が1029件と最も多く、暴行が984件、不同意わいせつが228件などとなっています。

事件で亡くなった子どもは52人と前の年よりも24人多くなりました。

被害に遭った子どもと加害者の関係は、実の父親が46%、実の母親が26%、養父や継父が16%などとなっています。

児童相談所や学校、それに近隣住民などからの通報によって事件を把握するケースが増えているということです。

警察庁は児童相談所など関係機関との連携を強化し、虐待事案の早期発見に努めたいとしています。

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