クッキーの食感が変わる一手間
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こんにちは
LuLu sucre(ルルシュクレ)澤田です。
今日は、私が作っているクッキー缶について
少しだけお話しさせてください![]()
クッキー缶って、開けた時のワクワク感や見た目の可愛さも魅力のひとつですよね。
実はこの小さな缶に詰まってるクッキーたちは、
全て違う種類の生地で、違う作り方で作っています。
12cm×12cmの小ぶりな缶に、9〜12種類ほど
味や食感の違いも楽しんでもらえるように作っています。
バターの混ぜ方で変わる食感
私がクッキー作りでこだわっていることの
ひとつに、混ぜ方があります。
フードプロセッサー、ハンドミキサー、ゴムベラ…どの道具を使うかによってクッキーの食感や風味も変わってきます。
例えば、
・小麦粉と砂糖を合わせたところに
冷たいままのバターと粉をすり混ぜるとグルテンの発生が抑えれるのでよりサクサクとした食感に。
・逆に、室温に戻したバターをハンドミキサーでホイップすると空気を含んで軽い食感に。
・ゴムベラで混ぜると空気が入らない分、素材の味がダイレクトで感じやすい反面、少し締まった食感になったり。
よくご家庭でクッキーを作る際に、
硬いクッキーになってしまった…なんてことはありませんか?
あれは、ほとんどのレシピがゴムベラのみで混ぜていくと思うのですが、
粉を混ぜすぎてグルテンが発生してしまっているのかもしれません。
ちょっとひと手間ですが、常温に戻したバターをハンドミキサーでホイップしてからゴムベラに持ち替えて粉と混ぜ合わせると、混ぜる回数も減って仕上がりが変わると思います![]()
じゃあ結局どれが良いの?
と言われると、どんな食感や風味に仕上げたいかによって使い分けることが大事です。
バターの風味をしっかり感じる重めのクッキーにしたいとき、軽い食感でフレーバーを活かしたいとき…
どんなクッキーを作りたいかをイメージしてから試作することが多いです。
サクッ、ホロッ、ザクザク…
缶の中に、いろんな食感が隠れているのも
クッキー缶の楽しみの一つです♪
今回はバターをどうやって扱うかによっても
実はクッキーの食感や風味に差が出てくるんです!という少し意外なお話でした。
卵を使うかどうか、全卵、卵白、卵黄のどれを使うのか、使う粉の種類によっても
しっとり、ザクザク、ホロホロなどクッキーの食感は大きく変わります。
また別の機会に、素材選びの話もしてみたいなと思います。
皆さんの好きなクッキーや気になること、聞いてみたいことがあればコメント欄でぜひ教えてくださいね![]()
最後まで読んでくださりありがとうございました。


