普遍論争

 

 

 

 

別の引用。(正1)

カテゴリーの諸形態としての存在 アリストテレスによれば、存在は次の10のカテゴリーに分割される。実体(何であるか)、量(どれだけあるか)、質(どのようであるか)、関係(何に対してであるか)、何処(どこにあるか)、何時(いつあるか)、位態(横たわってある、など)、所持(持ってある)、能動(為してある)、受動(為されてある)。

 

このように的を得るのに「性質」と「質」という異なる表記がされているが、これだけではない。「場所」と「何処」、「時間」と「何時」、「位置」と「位態」、「状態」と「所持」、という風に表記が異なる。正しくは、正1の表記(後述したはずの)である。

 

①実体

 

主観的実体と客観的実体に分かれ、たんぽぽの育っていく延長線上に実態がある、という感じ。母の胎内では未熟なものの、産まれてすぐに実体を確保する。