(エッセイ)不本意な、喉仏の切除手術体験(備忘録)
スーパー銭湯でのトラブルもあり、喉仏の切除手術というのを、受けてきました。場所は東京大塚にある「酒井形成外科」。費用は実費で33万円弱。これ以上、不愉快な思いはしたくなかったので、苦渋の決断・・・貯めた貯金の3分の2を使いました。
思っていたよりも、難しくて技術のいる手術でした。喉の真ん中を横一文字に3cmほど切開。何層もある筋肉組織を剥ぎ、何本も通っている血管を避けて、何枚もの膜を切って、ようやく喉仏(甲状軟骨)にたどり着きます。
ここから本番。まず、左右の軟骨が骨化しているので(若いと軟骨)、ドリルで左右片方ずつ削っていきます。このとき、軟骨を削りやすいように、すこし手前に引っ張り出すので、その感覚が気持ち悪かったです。さらに裏側には「声帯」が張り付いているので、それを傷つけないぎりぎりのタイミングを見極めなければならない。もし声帯に傷をつけると、嗄声と言って嗄れた声なる可能性があるので、気をつかうそうです。
院長で執刀医の酒井先生と、研修医の男性医師と看護師の3人で行なった手術でしたが、院長と研修医が、大学院の卒業論文について世間話をしていたり、かかっている音楽(そのときは、懐かしのメロディのピアノ版でした)について、感想を言い合っていたり、終始なごやかに行なわれて、リラックスして手術をうけることができました。
手術中、血管を何本か切ってしまったらしく、そのたびに止血したり、ドレーンで吸い取ったりしているのがわかったので、それが怖かったです。なにしろ局所麻酔でしたし部位が喉なので、会話がすぐ耳元でなされたため、手術中の会話は丸聞こえでした。
「まな板の鯉」状態から解放されたのは、約1時間40分後。最後の縫合を終えてから15分間、ひとりで手術台のうえで休んでから、服に着替えました。
翌日、抜糸のために再訪。まだ腫れていますが、最終的に晴れが退くのが2ヶ月くらいかかるそうです。そして傷が完全に目立たなくなるまでには、さらに半年から1年くらいはかかるそうです。
しかたなく受けた不本意な手術でしたが、これまで私を煩わせていた原因のひとつが取り除かれたと思えば、やってよかったとおもいます。
これで手術は3回めなので、だいぶ慣れましたが、もうしたくありません。もしお金があれば、豊胸などもしてみたいですが、そこまで行くと「整形ジブシー」になりそうなので、やめておきます☆



コメント
2おはようございます😉
踏みきられたのですね 喉仏の切除手術!
うぅ~ん そこまでと言う思いもありますね
喉仏が少々目立っても それを武器に女性として生きて行く道もあったんじゃないかなぁ*
でもね 手術の選択もありきですね😉
俊介さん、おはようございます。いつもコメントありがとうございます( ´∀` )
喉仏の切除手術に踏み切りました(笑)そこまでと言う思いもありますか?
喉仏が原因で、スーパー銭湯でトラブルがあったので、
どうしても目立なくしたかったからです。今から思えば、しなくても良かったと思います・・・