違和感

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前西播磨県民局長が作成したとされる文書の件

 

ひきつづき、注目が集まっています

 

内容については承知していますが、県がどのような取扱いをしているのかを確認するため公文書公開請求をいたしました

 

しかし、結果は既報のとおり「非公開」であります

 

詳細は↓

公文書非公開決定通知

 
さて・・・
 
本日も知事の定例会見がありました
 
そこでも引き続き記者さんたちから質問を受けていましたが、知事が説明しているのは
 
現在、人事当局が調査をしている
知事自身も調査対象である
人事当局がどのような調査をしているのか承知していない
 

といった感じでありまして、とにかく

 

「人事当局が」

「人事当局が」

 

と繰り返して説明を避けています

 

しかし、この知事が言う「人事当局」とは、おそらく

 

兵庫県総務部職員局人事課 

 

のことと思われます

 

ということになりますと、同課は独任制の機関である知事の補助機関であります

 

知事は、その権限に属する事務の一部をその補助機関である職員に委任することができますが、最終的な責任は知事が負います

 

いうまでもなく知事の補助機関は、知事が直接指揮監督するものです

 

よって、知事の了解なしに勝手なことをできるはずはなく

 

仮に、事務を補助機関の職員に委任していたとしても「人事当局が」などと言って言い逃れができるのかどうか

 

私はそこに違和感を覚えます

 

もっとも、この調査が知事から独立した機関において行われているなら知事の権限は及ばず、その内容についても承知していないのは当然のこと

 

記者さんが会見で指摘した「第三者機関」などが調査しているなら内容を把握していないといっても納得できますけどね

 

繰り返しになりますが、今回の調査は独任制の機関である知事の補助機関である兵庫県総務部職員局人事課がおこなっているようですから、何も知らないでは済まない話です

 

「何も知らない」

 

と言いたいなら、第三者機関を設置し調査するべきですよ

 

 

また、今日の会見では、公益通報による調査が行われていることについても知事は言及しましたけど・・・

 

こちらは全西播磨県民局長が行ったものでありまして、人事当局の調査とは別ですから、これを根拠に人事当局の調査に関する記者の質問に答えないのはダメでしょ

 

今日の会見は、違和感しかないですね

 

 

 

 

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