(エッセイ)魂の殺人の言葉(備忘録)
「所詮、男が女になれる訳がない。あなたも大人になりなさい」
「法律や国家が認めても、わたしは認めない。それが男の本音だ」
これが、わたしを死ぬ寸前まで落とし入れた、呪いの言葉だ。
これを20分、ハゲ親父から延々と説教された。ちなみに私は客である。
余程、トランスには生理的な拒否反応が強いらしい。
この言葉は、性別に悩んでいる人間を、全否定する言葉だ。
この言葉だけで、きっと何人もの性同一性障害者を殺すことができる。
そんなこと、当事者が一番分かっている。でもそこに命をかけた。
そうしなければ、もはや死ぬことしか、選択肢がないからだ。
性別を変更するまで、それこそ血を吐くような苦しみの連続だった。
でも、女性になると、それまでの苦労は、日の目を見ることはない。
性同一性障害者では、私はたぶん、上位数パーセントの「勝ち組」だろう
けれど、女性としては欠陥商品であり、完全に「負け組」だろう。
特に、恋愛や性愛などの場面においては。
それでも、自分を活かして、生きなければならない。
努力はいくらでもする覚悟があるが、
女性と「完全に」イコールにならない、という事実とどこで折り合うか。
性別変更は、一歩誤ると、無限地獄のループに落ちかねない。
底なしの地獄の淵を、わたしはいま、垣間見ている。
女性としての「思春期」の混沌のなかで、救いを求めて日々生きている。



コメント
2こんにちわ😃
性転換の手術をされるにあたって すごく
苦労をされた事が 感じとれます!
私には性転換は 考えたことはないけどね
これは 内緒ですがこっそり 家の中でスカートをはいた覚えがあります しばらく身に着けて 鏡を覗いたり そんな時期もありました。
女性としての「思春期」懸命に生きぬいてくださいね。
俊介さん、こんにちは。いつもコメントありがとうございます( ´∀` )
性転換の手術をするにあたっては、すごく苦労をしました(笑)
俊介さんも、家の中でスカートをはいた覚えがあるのですね(笑)
女性としての「思春期」を、懸命に生き抜きます・・・