原作ファンも大満足。リマスターの域を超えた追加版。【サガフロ2リマスター感想 全体編】
↑トップ画像はリマスター発表&発売記念にAI生成したジニーの自作イラストです。かわいいな〜 [Pixiv (緑鋤名義)]
『サガフロンティア2 リマスター』全クリアしました。3月27日夜のニンテンドーダイレクトで正式発表して、そのあと即発売とは驚きましたね。
サガフロ2リマスターが制作中であるというのは噂で聞いていたのですが(多分去年4月1日のロマサガRS公式生放送での言及?)、Switch 2を控えたこのタイミングでのリマスター発売とは。
でもオリジナル版サガフロ2の発売も4月1日だし、26周年のお祝いも兼ねられるからちょうどいい時期なのかも。
既プレイヤーならこの鋼の剣を見て気付かぬ者はいまい! よね?
さて、そんな突然の発表で驚いた原作ファンたちの例に漏れず、自分もサガフロ2の十数年来の大ファンでして、発売日に定価で即購入してさっそくリマスター版をプレイし始めました。
しかしそれはそれとして、同時にサガフロ2はぶっちゃけRPGとしてはそんなに面白くないゲームだとも思ってるので、「リマスターしたところで本当にゲームとして楽しめるの?」という不安もありました。
なので、クリア後要素についても楽しかったので色々書きたいのですが、まずはそういうリマスター正式発表の時点で感じていた、
「サガフロ2のリマスターと聞いて不安視した事、それが実際どうだったのか、そしてクリアまでプレイした一通りの印象はどうだったのか」
について、この記事で感想を書いてみたいと思います。
記事全編ネタバレありですが、なるべく未プレイでもわかるような書き方で、かつクリア後の追加要素のネタバレは避けていきたいと思います。
この記事の文字数は9000字あまりです。読み応えあるボリュームだと思います。
①原作サガフロ2の長所・短所
まずはリマスター版の評価をするために、原作に対してどういう印象を持っているかの説明が必要なので、原作版の代表的な特徴を簡単に挙げていきます。
長所:サガフロ2はストーリーが良い!
まずはこれですよね。魔法が当たり前の世界で魔法が使えない王子ギュスターヴの一生を描く英雄譚、そのギュスターヴ死後の歴史を描く大河ドラマ、そしてその裏の世界で繰り広げられるナイツ家3代と謎の人外生命体エッグの闘争を追う冒険物語。
約100年間にわたるドラマ、という設定を十分に活かした素晴らしいストーリーのゲームだと思います。全然関係なかったギュスターヴとナイツ家の話が最後に絡み合う構成は素晴らしい。あとゲームテキストらしい簡潔なセリフ回しも良い。
長所:サガフロ2はグラフィックが良い!
サガフロ2は水彩画風の背景&ドット絵のキャラクターでまとめられたグラフィックも素晴らしいものです。最初のシナリオをプレイしている時から、絵本のようなあたたかみというか、そういうノスタルジーがありますよね。
これからのゲームは3Dだぜ! となっていたであろう1999年当時、サガフロ2のようなグラフィックのゲームを出すというのはどういうものだったのでしょうか。
自分は古いファンといってもその時代を知るほどではないのですが、しかし、そんなグラフィックだったからこそ今なおサガフロ2は色褪せない名作となっているのだと思います。
長所:サガフロ2はBGMが良い!
そして忘れてはいけないのが、浜渦正志によるゲームサウンド。これまた今までのゲームとは一線を画すような、独特だけど調和のとれたBGM。
『Feldschlacht』『Thema』を始めとして、サガフロ2はゲーム内の多くのBGMを統一された少数のメロディによるアレンジで作成しているというのは有名な話。その映画的な手法が、年代は変わっても根底的なテーマはどの場面でも変わらない大河ドラマのシナリオとマッチしているのが素晴らしい。
またRPGらしく、『Besessenheit』や『Mißgestalt』といったバトル曲も文句なしにカッコいい。
短所:サガフロ2のシナリオは描写が飛び飛びすぎるのが良くない!
サガフロ2のシナリオは確かに良いものなのですが、文句なしに良い出来なのかというとそうではなく、ゲームシナリオかつ歴史ものという特性も相まって、急に特定のキャラがシナリオから消えたり、重要な設定が説明されなかったりするのは良くない所です。
突然説明もなしに謎の新キャラがシナリオの主人公になるとかはまだ良いほうで、それまで内面が細かく描写されていた主人公の心情描写が急に途切れたり(壮年ギュスターヴの事)、誰と誰が結婚したからその血筋がこの重要なキャラに繋がっているという設定が説明されない(ケルヴィンとマリーとグスタフの事)のとか、ちょっとね……。
短所:サガフロ2はRPGなのにバトルがつまらない! 演出がとろい!
自分は完熟エッグも割った事あるのでバトルシステムがちゃんと作られているというのは理解しているのですが、それはそれとして客観的に見て、サガフロ2のバトルはザコ戦もボス戦もつまらないと思います。人には勧められない。
まずバトル全体のテンポが悪い。よく使う全体攻撃の演出が遅い(ブッシュファイアの事)。一発の技のダメージが少なくてタラタラしてる。かと思えば必要な技が出揃えばそれをただ考えなしに撃っていくだけ(ファイアストーム、焼殺の事)。
シナリオの道中のボス戦もまったく苦戦しない。手持ちの武器や技の攻撃力が低くて泥仕合になるか、武器や技が足りててすぐ決着つくかの二択。しかもボス戦もザコ戦と同じで毎回まったく同じ戦法で勝てる。工夫もへったくれもない。
さすがにラスボス戦はかなり苦戦する調整になってるのは良いんですが。まあそれにしたってラスボス戦だけ急激に難度上がってヤバすぎですけどね。
短所:サガフロ2はRPGなのにキャラを育てる意味が薄い!
これが一番RPGとして致命的だと思いますね。RPGってシナリオやグラフィックを通してキャラに感情移入して、そのキャラに愛着を持って育てていくというキャラゲーでもあるじゃないですか。
なのに、ほぼすべてのプレイアブルキャラクターがシナリオの年代経過に伴って、使えなくなっていくというのはちょっと……。
せっかく好きなキャラができてもすぐ退場するんじゃあ、やる気もなくなるってもんです。いちおうアイテムや技はのちのちのキャラにも引き継いでいけるけど、RPGはアイテムや技に感情移入するわけじゃないから……。
②…といった点がリマスターではどうなっていたのか?
という所で、ようやく本題です。
これらの原作の長所・短所が、リマスターではどう変化したのか? あるいは変わらなかったのか? まずは原作の短所のほうから見ていきます。
短所:サガフロ2のシナリオは描写が飛び飛びすぎるのが良くない!
→原作の描写の空白を補完するようなシナリオがいくつも追加されました
これはめちゃくちゃ嬉しい要素ですね。昔の作品のリマスターというと保守的になって、追加のシナリオなんか無くて普通じゃないですか。ていうかリマスターって名乗るくらいならグラフィック以外単なる移植でもおかしくないし。
でもそこで思い切って、ともすれば余計な味付けにもなりかねない追加シナリオの実装を、あえて企画した。しかも実際に実装された内容にも的確なものが多く、「こういう描写が欲しかった」と言わせてくれるシナリオがいくつもあった。
これは「サガフロ2の長所はシナリオ」であると理解して、なおかつ更に原作の出来にあぐらをかかず、その完成度を高める事を怠らなかった素晴らしい仕事だと思いますね。リマスターなんて言わず追加版を名乗って良い。
ちなみに原作のシナリオ数が54で、リマスターでの追加シナリオ数が17なので(ストーリーの無いシナリオを除く)、約30%のボリュームアップです。これは量としてもかなり満足できる。あれ、これ長所の話でしたっけ?
短所:サガフロ2はRPGなのにバトルがつまらない! 演出がとろい!
→2倍速&3倍速の実装で、テンポがめちゃくちゃ快適に。ただしバトルの難度は据え置き
2倍速&3倍速の自体はサガフロ1リマスター(こちらも全クリ済です)でも実装されていたので驚かなかったんですが、これこそまさにサガフロ2に求めていたものでしたね。
原作サガフロ2はザコ戦頻繁にやるのに一戦に普通に1分以上かかったりするのが本当に致命的でした。だけどそれがリマスターでは、原作ではトロかったブッシュファイアが2倍速、3倍速の高速で撃てる。何なら戦わずに即逃げる選択肢もある(LP消費のリスクはある)。これは素晴らしい追加要素です。
だけど、ザコ戦とボス戦の単調さ、簡単さは原作のままでした。これはリマスターのプレイだと尚更、ただでさえどういうものかわかってる原作のバトルをなぞっていくだけなので、ハッキリつまらなかったですね。もうちょっとなんか欲しかった。安直なとこで言うとハードモードとか。
ただ、難しすぎると評判のラスボス戦に関しては、対策となる一撃必殺無効のアイテムが2つも確定で手に入るようになったり、ラストダンジョンに全回復ポイントが設置されていたり、後述の成長能力継承システムの追加もあったり、かなり無理なく勝てるようになる改善策が施されていて、これは素直に良いと思いました。
短所:サガフロ2はRPGなのにキャラを育てる意味が薄い!
→成長能力継承システムの追加で、前半のキャラの育成が無駄にならなくなった
これはもう素晴らしいですね。今までに使ったキャラのステータスの成長部分を、現在使っているキャラへ装備のように引き継げるというシステムです。着脱可。
キャラがシナリオの流れに伴って離脱していくのは歴史もののお話なので仕方ないんですが、RPGとしてはそれが致命的だった。だけど成長継承システムのおかげで、離脱してしまったキャラの育成も無駄にならない。これ最高。
しかも成長継承システムのおかげでラスボス戦に際しての過度な育成も必要なくなったし、加えて「◯◯のキャラが◯◯のキャラを助けてくれてる」みたいなシナリオ的なフレーバーまで生まれてるんですよね。
それが魂であり魔力であるアニマが存在する世界観とも合致している。ちまたでは面識のない赤いモヒカンのアニマがミーティアによく力を与えてるらしいですよ。グスタフにギュスターヴ、ジニーにリッチを継承させたりなんかも良い。
長所:サガフロ2はストーリーが良い!
→原作のシナリオ自体には手を入れていないので、ここは変わらず。前述の通り、追加シナリオは充実
今回のリマスター版では基本的に原作から存在するテキストに手は入れられていないですね。細かな誤字修正、表現の変更くらいでしょうか。良いもんはそのままでも良いもんですからね。
また、原作の空白を補完する追加シナリオが充実していると先に書きましたが、それだけに留まらず、原作の展開を補強するようなまったく新規のシナリオも追加されています。
「元から予想できる、欲しかった補完要素」と「予想のできない、意外な拡充要素」の違いですかね。具体的に言うと原作ではモブ同然だった敵幹部の性格や経歴に関するシナリオがいくつも追加されていたり、最終パーティで集まるキャラクターの過去の行動が補強されて、それが最後の主人公が登場した段階で一気に集約される仕掛けになっています。
あれですよね、これドラクエ4ですよね。それまで主人公として動かしてきたキャラたちが、最後の主人公が登場したあと続々と集まるっていうの。元からドラクエ5みたいなシナリオだったのに、リマスターでドラクエ4みたいな要素まで足してきやがったぜ。
あと、1周目クリア後には、原作プレイヤー的に「それやっていいの?」というような内容の驚きの最終追加シナリオも。これはぜひネタバレ無しで見てほしいですね。
長所:サガフロ2はグラフィックが良い!
→背景はモロに引き延ばされてるし、原作と代わり映えもしないし、ここはイマイチ…
グラフィックに関しては、サガフロ2リマスターではあまり評価できない点ですね。上に書いた通り、原作サガフロ2は水彩画風の背景とドット絵のキャラクターが良かったんですが、リマスターの背景は原作の絵をAIで引き延ばしたのが丸わかりな雑な感じで、キャラクターのドット絵も原作と代わり映えがしない……。
もちろん原作の長所を変にいじらず、たとえば3Dグラフィックにしたりせずそのまま活かしたというのはわかるんですが、正直これでは原作の劣化という感じかと。背景に関しては原作の粗い画素数で見るほうがむしろ脳内補正できて綺麗。もちろん、リマスター版で綺麗になったと感じる背景も十分あるにはあるのですが。
キャラクター絵に関しては、サガフロ1リマスターがキャラグラフィックを新規の2Dイラストで綺麗に仕上げてただけに、多少期待外れという感じですね。ドット絵自体は良いものですが、原作とまったく同じというのはさすがに飽きる。
ただ、追加背景&追加キャラ絵に関しては良い部分ですね。原作になかったマップを積極的に追加してるし、新規のバトル背景が複数あるのも嬉しい。新規のキャラ絵なんかも新たにドットで描かれていてクオリティの高いものばかり。
新NPC&新プレイアブルキャラに関しても、既存キャラの色変えやデュエル不可などの工数削減要素はありつつも、バトルで違和感なく動いているのが嬉しいですね。ここまでやれるドッターまだいたんか! もっと仕事与えてあげて。
長所:サガフロ2はBGMが良い!
→既存曲の音源はそのままだが、新規BGMを10曲追加。どれもハイクオリティ
既存曲がそのままなのは予想通りなんですが、新規BGMが10曲もあるのは驚きました。サガフロ1リマスターでは追加BGM3曲だったのに、10曲!?
10曲中7曲は追加ボス戦の専用BGMなんですが、この多さには驚きましたね。しかもどれもカッコいい。
自分は特に「Düstersee (デュスター ゼー)」「Verzückung (フェア ツュックング)」「Endverkünder (エント フェアキュンダー)」がお気に入り。このドイツ語の初見じゃ読めない曲名も原作の曲名通りですね。曲名の翻訳作業が原作当時と同じ感触で懐かしい。
ちなみに追加10曲はどれも新しい作曲家の人が手掛けているようです。浜渦じゃないの? と思わなくもないですが、大きな声では言えないけど正直近年の浜渦のゲーム曲って『レジェンドオブレガシー』も『アライアンスアライブ』も個人的にパッとしなかったし、まあいないならいないで良いか……とも思ったり。まあ、原作サガフロ2のBGMは本当に好きなんですが。
③ストーリークリアまでプレイした一通りの感想
原作版とリマスター版の比較はこのくらいにして、あとはリマスター版をストーリークリアまでプレイした一個のゲームとしての感想でこの記事を締めたいと思います。
ここからはガッツリ既プレイヤー向けの内容になるのでご容赦を。
序盤 1220年 ギュスターヴ誕生〜1248年 兄弟再会 あたりまで
このあたりは正直かなりツラかった……。何故って、全然追加シナリオも無いし、まったく原作と代わり映えがしないもので。
フリンのプレイアブル化とか、ケルヴィンの専用装備のウィザードトゥイグ追加とか、そういう追加要素は素直に良いのですが。でもそれはあくまで局地的な要素でしかないし、隅々まで熟知してる原作を復習するだけの再プレイはさすがにダレる。
やれる事がせいぜい原作のテキストとの間違い探しくらいですからね。「ギュスターヴと海賊」はギュスターヴの一人称のブレや、三点リーダの数が統一されたりしていました。あと最後の海図ギミックが方角と日数のテキスト明示化による大幅な難度低下。これは良かった。画質の粗さでゲームの難度上がってもね。
コンバットは開始前にキャラの装備を整えられたり、少し親切になってましたね。世界地図画面で装備回収や倉庫も使えるようになったし。それと夜の街にはナルセスさんを潜入させました。
中盤 1249年 ハン・ノヴァ建設〜1291年 エッグとの死闘 あたりまで
シナリオが中盤入ったくらいで追加シナリオも徐々に増えてきました。やっぱり「あのサガフロ2の」追加シナリオと聞けばテンション上がります。
裏設定でしかわからなかったギュスターヴの南方遠征や、ケルヴィン対カンタールが実際に見れたりして良かった。まあチャールズとフィリップ3世に関してはこれでも描写薄いと感じますが。
新コンバットの「ザール峠の戦い」は明らかサウスマウンドトップの予行演習でしたね。大将首取らなくてもターン経過で勝てるよ、という。まあ自分は頑張ってチャールズでカンタールの首取りに行ったりしましたが。そういうのもやらせてくれる設計が嬉しい。だけどそれでも変わらないシナリオ展開。
そして、「峠の追い剥ぎ」のアイコンのモヒカン誰これ? まさかタイラーさんの息子のロドニー? と思った所から始まるエーデルリッターの個別シナリオ群。思えばクリア後の強化ボス編まで見据えた仕掛けでしたね。ボルスとかめっちゃおいしいキャラしてる。まさかのプレイアブル化も果たした愛され北方軍深追い野郎。
まあ、原作部分のシナリオに追加要素がなくてダレるのは相変わらずなんですが……。せめてもの倍速があるからテンポは良かったですけどね。
終盤 1292-1294年 ミーティアの師とその師〜1306年 最後のメガリス まで
お〜、もしかしてミーティアとヴァンアーブルの出会いの話やるの? 良いじゃ〜ん……ってシルマール先生もいる!? まさかの一門の三師弟の歴史的共闘!? しかも先生98歳で動いてる!? から始まる最終パーティの個別シナリオ編開幕。
ロベルトは設定は一般人のまま、まさかの偽ギュスターヴのスカウトを受けてる過去が追加されたりしてて面白かった。それでもグスタフの髪型は誰にも言及されず謎のまま。ただ髪型のカールは昔からだった。
石の将魔じゃないけどイシスだぜくらいしか個性が無かったイシスもまさかのプレイアブル化、しかも可愛い女の子になったのが驚き。だけど思想がヤバい娘です。サウスマウンドトップの戦いでモブ兵士に代えてエーデルリッターの新しい固有グラフィックが使用されてたのも良かったですね。
そしてリマスター世界線でグラフィックはナイスミドルになっても、酒カスになったうえ安定の深追いをキメるボルス。北方軍の深追いから逆算されてキャラが作られたと思うとやはりここがハイライトの男。
ただ、ジニーは最終主人公なのにウィル合流後のキャラ描写が薄すぎると思ってたので、最終パーティの追加シナリオ全員分やるならジニーにも追加描写が欲しかった。なのに追加されたジニーのセリフは1つだけ(水の将魔戦後)だけって……トホホ。ゲームの外ではめちゃくちゃ人気なのに。
サルゴンにも追加描写欲しかったですね。エーデルリッター周りが補強された影響で逆に一番描写の薄いエーデルリッターになってる。他のエーデルリッターがそれぞれのアニマに対応したシナリオを付けられてるのにサルゴンには炎関連の要素が何もないし。やっぱりエレノア姐さんの影響なの?
とはいえ、終盤は追加シナリオも多くて大満足。エッグをかち割ってくれた4連携は「疾風焼活殺ウェイ」でした。え、これもしかして誰でも使ってる……? マルチウェイはリッチがストームランサー先生で合成してくれました。
あと「最後のメガリス」は原作からあるシナリオなのに珍しくリマスターで手が入ってて、エーデルリッター全員からの一言があるのも良かったですね。グスタフとイシスの特殊会話があるのも気が利いてる。
総評
総括すると、リマスターの域を超えた追加版。追加要素は原作ファンとしても大満足。RPGとしての楽しさ・快適さも上がって、自信をもってオススメできるゲームに進化したサガフロ2。ですね。これはとても良い作品です。
ただ、既プレイヤーにとっては原作部分の代わり映えの無さがかったるいかな……。という感じでした。原作のセリフや落ちてるアイテムの種類とか隅から隅までおぼえてる奴がおかしいのかもしれませんが。
定価の5610円は、やたら強気だなぁ……とは思いますが、サガフロ2が好きなら定価で買っても損は無いかと。自分は値段分楽しめました。まあ普通に買うなら絶対頻繁にセールやるのでその時でいいと思いますが。どう考えてもセール前提価格。
また今作、クリア後要素もかなり充実してます。むしろそっちが本番という説もありますね。実際表クリアまでは19時間でしたが、裏クリア時のプレイ時間は40時間でした。今回は表クリアまでの感想でしたが、次はクリア後要素の感想記事も書きます。
それと、原作の攻略本のアルティマニアや、設定資料集のパーフェクトワークス(PW)も再販するとか。これもサガフロ2が好きならとてもオススメです。攻略本という以上の副読本で、読み物として楽しい。
アルティマニアにはシナリオを補完する独自の解説のほか、リマスターの追加シナリオも担当したベニー松山執筆の長編サガフロ2小説も収録されています。リマスターのシナリオからは想像できないほどのコメディ方面のハッチャけ方してる場面もあったりして面白いですよ。
またPWは、ギュスターヴ生誕以前の歴史も細かく作り込まれていたり、リマスターでも語られなかったウィルとヴァンアーブルの交友の謎が説明されてたり、とにかく裏設定が面白いです。まあリマスター版では改変された設定も多かったりしますが。あとサンダイルの地理や文化みたいな雑多な設定も世界観オタクには嬉しい。
もし記事を読んでポジティブな感想があったら、ぜひコメントよろしくお願いします。自分も20年モノの他の原作ファンのサガフロ2リマスター感想読むの楽しい。
以上です。今回はとても楽しいゲームが遊べて良かったです。買って良かった。そういうの、ず〜っと続くといいよね。
追記(2025/04/21):序盤のシナリオへの個別の感想記事も書きました。追加シナリオへの感想記事は元から書くつもりだったのですが、既存シナリオ含めて全部のシナリオへの感想を書く事になりそうです。ゆっくり書いていきます。
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