三重県でお祖母さまのための結婚式を挙げたおふたりは、都内でご友人だけをお招きした結婚パーティーを企画。「めったに経験できないような特別感のある面白いことがしたい」と考えて思いついたのが、屋形船での結婚パーティーです。自由な発想を楽しんでくれそうなゲストの顔を思い浮かべて、楽しみながらパーティーの準備を進められたおふたり。固定概念に縛られないフリースタイルの結婚パーティーを開催しました。
| 開催時期 | 2022年10月 | ||
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| 総額 | 51万円〜100万円 | ||
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屋形船に乗り込んだみなさまを待っていたのは、貸し切った屋形船で働く「名物おばちゃん」と呼ばれる女性。配膳の傍ら、屋形船から見える風景を案内してくださったり、司会者と一緒に場を大いに盛り上げてくださったりしたそうで、「その方のおかげで何十倍も楽しく、素敵なパーティーになりました」と智香さん。
ゲストが縦長の形をした屋形船のどの位置に座ってもおふたりの写真が撮りやすくなるように、高砂の位置は屋形船の中央に配置。その周りを取り囲むようにゲストの席を設けました。
挙式なしでパーティーのみできる屋形船を探していましたが、ウェディングプランを提供する屋形船の多くは挙式付き。ひとつひとつのお店に電話して、パーティーのみ可能かどうかを問い合わせるのは大変に感じたそう。加えて、衣装などを持ち込みできないと予算を超えてしまうというお悩みも。
希望条件に合う屋形船を探してくれる会社に仲介をお願いすることに。すると、希望の規模感で結婚パーティーのみできる屋形船が見つかり、衣装や司会者の持ち込みも可能になりました。料理や高砂、装花など結婚パーティーに必要な最低限のものだけを屋形船側に用意していただくことで、予算内に収めることができたそうです。
同じバンドで活動しているおふたり。パーティーの終盤には、バンドメンバーの方と思い入れの強い曲を披露されました。演奏中、何人ものゲストが泣いてくださり、「間近でこの曲の弾き語りを聴けて、こんなに最高なことはない」と嬉しい言葉をかけていただいたそうです。
ほかでは経験できない結婚パーティーにしようと、おふたりが「これなら面白い」と自信をもてる演出をされたそう。バンドメンバーとの弾き語りのほか、購入したスクラッチカードをゲストに配って一斉に削る演出もおこないました。それ以外はとくに何も決めず、自由な時間をつくることで、みなさまで気軽に話したり写真を撮ったりできるようにしたそうです。
最後は、全員で屋形船の屋上に登っての記念撮影。パーティーが終わったあと、ゲストから「幸せなふたりを見られて嬉しかった。屋形船に乗れたことだけじゃなくて、景色も料理も名物おばちゃんも演出も、すべてが最高だった」と言葉をかけていただいたそうです。「みんながそれぞれに目一杯楽しんでくれたことが何より嬉しかった」と智香さん。
大坂元紀、宮城県出身。森智香、三重県出身。埼玉県の大学の軽音楽部で出会い、卒業後一緒のバンドを組んで音楽活動をしています。2人とも映画や音楽が大好きです。
30代 埼玉県 & 30代 埼玉県
個性的、繊細、ひとを楽しませるのが好き、とことんこだわる
お笑い、音楽鑑賞・演奏、TV・映画・動画、ファッション
弾き語りやスクラッチゲームなど、おふたりならではの演出が詰まった結婚パーティですね。おふたりのように型にはまらず、「ゲストと心から楽しめるかどうか」に重点を置けば、ゲスト一人ひとりの記憶に残る最高の結婚パーティーになるでしょう。