ホストクラブにハマりホストから暴行被害も受けたA子さん　写真はA子さん提供

『歌舞伎町ホスト界のウォルト・ディズニー』のキャッチコピーでメディアを賑わせる実業家の桑田龍征氏（39）。登録者数145万人の人気YouTubeチャンネル『令和の虎』などにも出演する桑田氏がオーナーを務め、現在歌舞伎町や北海道のすすきのでホストクラブ9店舗を展開するのが『NEW GENERATION GROUP』である。そんなグループの1店舗に籍を置くホストX氏から女性客への暴行騒動が起きていたという。 ■【画像】「事実関係お調べしてから」『令和の虎』と被害女性のやり取り■ 　被害女性で会社経営者のA子さんが怒りを露わに話す。 「私はホストのX氏から暴力を振るわれたことなどについて、しっかりとした謝罪をしてほしかっただけなのです……。しかし、X氏だけでなくお店の責任者やグループのオーナーである桑田さんも逃げるように音信普通になりました。桑田さんは『令和の虎』などでは経営や社長の在り方などについて語っていますが、この対応が立派な経営者のやり方なのでしょうか。許せません」 　こう語るA子さんはホストからの複数回の暴行被害を受けたという。 　A子さんとホストX氏の出会いは、2024年の4月のこと。関西で暮らすA子さんが北海道・すすきののホストクラブを訪れたことがきっかけだった。初回で席についたX氏の顔がタイプで一目惚れをしたというA子さん。 「X氏の顔がとにかくタイプでした。約1週間後のお店の休みの日には食事へ連れて行ってくれて、そのままホテルへも入りました。営業だとわかりながらも良い思いをさせてくれるX氏にハマるのに時間はかかりませんでした。お休みの日に迎えに来ては遊びに連れて行ってくれる彼に“色恋営業”かと何度も聞きました。そのたびX氏の口から出てくるのは“本気で好きだ”という言葉ばかり。その言葉を、信じたいという気持ちに負けてしまいました」（A子さん） 　少しでもX氏と一緒に居る時間を増やしたいという気持ちから、2024年6月には一時的に北海道にも住居を構えたA子さん。しかし、そのわずか2か月後である8月には、X氏のバースデーイベントにて、1000万円のシャンパンタワーを注文するようお願いされたという。このとき、2人で交わした約束が後の暴行事件へと発展する。 「8月のバースデーイベントの前までに総額800万円ほどは、X氏に使っていました。でもこれは私が納得して使った金額です。そしたらバースデーイベントの数日前、彼から“シャンパンタワーやって欲しい”、“やってくれたら2人で同棲する家を借りて、週3日は返って来るから”と頼まれたのです」（前同） 　A子さんが“（シャンパンタワーは）いくらくらい?”と金額をX氏に確認すると、“1000万円”と伝えられたという。この提案にその場で合意はしなかったA子さん。約束はあいまいなままイベント当日を迎える。 「一応1000万円を用意してお店へは向かいました。そしたら店内にはすでに1000万円のタワーが用意されていたのです。“注文してないのに!”と心の中では思いましたが、渋々500万円は当日に入金し、残り500万円は“同棲の約束が実行されたら振り込む”ということに。X氏も“残りは全額払わなくていいし、同棲初めてから考えよう”、“俺も払うから。信じて”と言うのでその言葉を信じることにしました」（同） 　A子さんが店から帰る際に支払いが行なわれなかった500万円は、売掛金という扱いになり伝票にサインするように求められたが、そこへのサインをA子さんは拒んだという。 　その後、A子さんはX氏による“同棲”という約束が実行されることを望んだが、その約束が果たされることはなかった。そのことをA子さんがX氏に問い詰めると態度が豹変。 「借りるつってるじゃん。すぐ借りるよって言ってんじゃん。俺がお金借りるまでにちょっと時間かかってるから待ってよって言ってる」と、従前の約束を反故にするような答えだったという。 　その後も、A子さんが同棲の約束を尋ねると、X氏は声を荒げて「イライラさせんな!きめぇなお前、本当に」、「死ねよ!死ね!方言女、ゴミ」などと答えてきたという。 　しかし、X氏の悪行は同棲の約束を反故にしただけに留まらない。X氏はA子さんへと、3度に渡る暴力事件も起こしているのだ。