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若い男性にも生きづらさ 未婚化、等身大の若者像議論を

「結婚って何だっけ」インタビュー⑤

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加藤史子さん他2名の投稿加藤史子天野彬石井クンツ昌子

若者の結婚意欲が低下している。若者の意識に詳しい桜井彩乃・GENCOURAGE代表は、結婚はしなければならないものではなく、人生の選択肢の1つになっていると語る。若い男性も生きづらさを抱えるなど、等身大の若者像を議論する必要性を訴える。

若者の不安取り除く支援を GENCOURAGE代表・桜井彩乃氏

――若者の結婚への意欲は低下していますか。

「結婚したいと考える若者はそれなりにいますが、結婚は...

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  • 加藤史子のアバター
    加藤史子WAmazing 代表取締役/CEO
    別の視点

    パートナーを選び結婚し子供をもうけて育てる…そんな人生は素敵だと思います。が、それを実施するための法的制度、現行の婚姻制度が、特に若い世代の価値観とはズレてしまっていることが未婚化の原因のような気がします。フランスでは元々同性愛者の間での婚姻に使われるPACSという制度が今は異性間でも使われています。PACSは法的に認められたパートナーシップの形態で結婚とは異なるものの一定の法的保護と権利をカップルに与える制度です。カップルでの共同申告が可能(1年後から)で、税制上の優遇があり、社会保障・健康保険など一部の社会保障制度で配偶者と同等の権利が得られます。

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  • 天野彬のアバター
    天野彬電通 電通メディアイノベーションラボ 主任研究員
    別の視点

    記事で語られる若者の考え方には共感するところも多いのですが、全体として隔靴搔痒感がぬぐえない印象を抱いてしまいます。このつかみどころの無さは何に起因するのでしょうか? 結婚が「義務」ではなく個々人の選択によるものとなり、男女ともに役割規範から解放されつつある一方で、その「空白地帯」で何をするべきなのか、積極的な解を生み出せていない気がします。それは、結婚、ひいては人生の意味を私たちの社会が真剣に考えてこなかったことに起因するのではないでしょうか。「みんながするから」「誰かにしろと言われたから」以上の理由や意義を語れるだけの哲学や人生観を、それこそ言語化できるようにならなければと感じました。

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  • 石井クンツ昌子のアバター
    石井クンツ昌子お茶の水女子大学 理事・副学長
    別の視点

    若者の未婚化の原因は親と教育にもあるのでは。エレベーター内で幼児へ微笑みかけるのだが、それに気がつくとそっぽを向かれてしまう。世界的にみても日本ではシャイな子どもが多いが、人見知りが激しい子は親から愛されているという実感不足との指摘もある。反対に親が見守っているから大丈夫と思う子どもは自信があるので怖がらず行動できる。 大人もシャイな人たちが多く、パーティなどで会話が弾まないと良い相手に出会う確率が低い。米国では中学から学校主催のパーティがあり同伴する友人を探す。つまり若い時から良いパートナー探しをする機会がある。日本でも同様な機会があり対人関係力がアップすれば結婚相手探しも容易になるのでは。

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出生70万人割れ

合計特殊出生率とは一人の女性が生涯のうちに産む子どもの数の平均のことで、人口を維持するには2.06~2.07が必要とされます。日本は終戦直後は4.0を超えていましたが、団塊世代が20代後半になった1975年に2を割り込みました。厚生労働省が発表した2024年の人口動態統計によると、日本で生まれた日本人の子どもの数(出生数)は前年比5.7%減の68万6061人で、統計のある1899年以降初めて70万人を割りました。国の想定より14年早く、人口減に拍車がかかっています。

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