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2025年6月6日金曜日

「FT新聞」&「SF Prologue Wave」コラボレーション企画 番外編(5) FT新聞 No.4517

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「FT新聞」&「SF Prologue Wave」コラボレーション企画 番外編(5)

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●はじめに(岡和田晃)

 「FT新聞」No.4467およびNo.4509の「FT新聞」&「SF Prologue Wave」コラボレーション企画のVol.32で、市川大賀さんの業績を紹介した際、『このゲームがすごい! プレイステーション編』(宝島社、1997年)に〈スーパーロボット大戦〉論を書いたという旨をご紹介しましたが、いささか粗雑なまとめでした。
 病床の市川さんからお叱りを受けたわけではないのですが、葉山海月さんから水波流編集長経由で、「市川大賀先生、〈スーパーロボット大戦〉論(「スパロボマスター」名義)の方だったとは!拝読しましたよ! 面白い記事をありがとうございます! お体どうぞご自愛ください、とお伝えください。」とのメッセージをいただきました(ありがとうございます。当人には伝えてお喜びでした)、この機会にあらためて『別冊宝島』関係での市川さんのゲームライティングを整理したところ、以下のような形になりました。
 当人にご許諾をいただき、市川さんに著作権のある記事の現物を3本、この場でご紹介させていただければと存じます。お愉しみください!

●市川大賀さんのゲームライティング

・『別冊宝島315 このゲームがすごい! プレイステーション編』(宝島社、1997年)
「声優総出演。ロボットたちの魂を聞け!」(本名)、2頁。※他の寄稿者は稲葉振一郎、松尾スズキ、我孫子武丸ら各氏。
市川大賀さんコメント「僕は「あえて狙って」PSがメインルートではないシリーズ作品『スーパーロボット大戦』(略してスパロボ)の『新』をチョイス。とりあえず「原作アニメの声優が総登場してるから凄いんだ」という、冷静に考えたら「まったくゲームは褒めてない一押しレビュー」を書くという快挙を成し遂げました。しかも別冊宝島で(笑)」

↓記事の現物はこちらから!
https://www.ichikawataiga.com/wp-content/uploads/2021/08/%E5%A4%89%E6%8F%9B-%EF%BD%9E-scan-315-002-scaled.jpg

・『別冊宝島359 このゲームがすごい! 任天堂編』(宝島社、1998年)
「これが『スーパーロボット大戦』シリーズの全貌だ!」(全日本スパロボマスター名義、※目次には本名あり)、4頁。他の寄稿者は石川浩司、平山夢明、スタパ斉藤ら各氏。
概要:「スパロボシリーズには様々なゲームが乱立しているので、それを解説する図解も必要でしょう。今大人気のこのゲームの、敷居が高いと思い込んで入れないライトユーザーに、見事にそのゲートをくぐらせる文章を、書いてください!」という編集者からの無茶振りに答えた記事。

↓記事の現物はこちらから!
https://www.ichikawataiga.com/wp-content/uploads/2021/08/%E5%A4%89%E6%8F%9B-%EF%BD%9E-scan-359-002-scaled.jpg

https://www.ichikawataiga.com/wp-content/uploads/2021/08/%E5%A4%89%E6%8F%9B-%EF%BD%9E-scan-359-003-scaled.jpg

・『別冊宝島366このゲームがすごい!'98 プレイステーション編』(宝島社、1998年)
「このビデオを見ろ! プレイステーション編」(本名)、8頁。※他の記事はピエール瀧インタビューほか。
市川大賀さんコメント「『ポリスノーツ』『メタルギアソリッド』等のゲームを産んだ小島秀夫監督と『バイオハザード』シリーズ。洋画のSFとアクションジャンルへのオマージュをガンガン自作ゲームに積み上げる方程式でゲームを作っていた時代の小島監督と、とにかくゾンビエンタメの基礎の基本の、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画を始めとした、特殊メイクホラー映画へのオマージュで溢れていた『バイオハザード』の両雄を取り上げて(他も取り上げ始めると、ガチで8ぺージごときではおさまりがつかなくなるので)、徹底的にその二者の作品の中にある「元ネタ映画」を、紹介していこうという企画をぶち上げました。」

↓記事の現物はこちらから
https://www.ichikawataiga.com/wp-content/uploads/2022/01/%E5%A4%89%E6%8F%9B-%EF%BD%9E-scan-366-002-1.jpg

https://www.ichikawataiga.com/wp-content/uploads/2022/01/%E5%A4%89%E6%8F%9B-%EF%BD%9E-scan-366-003.jpg

https://www.ichikawataiga.com/wp-content/uploads/2022/01/%E5%A4%89%E6%8F%9B-%EF%BD%9E-scan-366-004.jpg

https://www.ichikawataiga.com/wp-content/uploads/2022/01/%E5%A4%89%E6%8F%9B-%EF%BD%9E-scan-366-005.jpg

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(編集部註)
このタイミングで市川大賀さんよりお便りを頂きましたので、こちらに掲載いたします。
また今回ご紹介したものを含め、市川さんの歴代コンテンツは下記でもご覧頂けます。
市川大賀公式サイト:https://ichikawataiga.com

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FT新聞の読者の皆様、SF作家の市川大賀です。改めて初めまして。

この度は、僕の短編児童小説『光の国と僕とおじさんと』をお読みいただき、大変ありがとうございました。

今回は、皆様への御礼も兼ねてこの作品のなれそめなどを書き記したいと思います。

僕は今から20年以上前に、『ウルトラマン』(1966年)を始めとしたウルトラシリーズのブログ『光の国から愛をこめて』をアメブロで始めていました。そこではウルトラマンのアクションフィギュアや怪獣ソフビを使って撮影した「再現特撮」と、徹底した評論がセットになっていることが売りで、連載ピーク時には僕は10万PVを稼ぐアルファブロガーになっていました。子ども達には再現特撮で「玩具ごっこ」の楽しみを、かつて子どもだった大人ファンには鋭い切り口でウルトラシリーズの新たなる魅力の発信を、それぞれ与えたいという僕の目論見は大当たりでしたが、あまりにも読者層が増えすぎた結果、ウルトラマンを親子で楽しむ「ウルトラパパ」「ウルトラママ」がコメント欄に急増。コメント欄でウルトラパパがウルトラママにナンパをして、そのトラブルが炎上し、僕はブログ運営を辞めざるを得なくなった経緯がありました。

『光の国と僕とおじさんと』は、原タイトル『僕とおじさん』として、2010年7月に、ブログ最終回として掲載したものです。当時まだ、愛妻を亡くしたばかりの僕にとっては、この作品は寓話であり童話であると同時に、偽らざる当時の僕の心象風景のクロッキーでもありました。そしてこの作品は「ウルトラシリーズに携わった多々の作家たちにとってウルトラマンとはどういう存在だったのか」という問いかけと共に、初期ウルトラシリーズに関わった名脚本家の皆さん、金城哲夫、佐々木守、上原正三(ショウゾウ!)、市川森一(シンイチ!)諸兄への、リスペクトを籠めた、僕の『真・ウルトラマン』でもありました。それが今回、岡和田晃氏の尽力で、FT新聞に転載されることになり、大変なご好評を頂きました。

あーるじぇいさんには、連載当初から毎週感想を呟いて頂けました。大変感謝をしております。紫雲ねこさんからは、この作品の「時と共に失われる純粋さ」をテーマとして読み解いて頂きました。かなでひびきさんからも「読まなければ、一生後悔することウケアイ!」との嬉しいお言葉をいただきました。葉山海月さんからは「カネを払ってでも読むべき作品と、商業作家としては最大の賛辞を頂きました。2000年代に、僕のブログを子ども時代に喜んでくださっていた幾人かのファンの方々は、立派に大人になって家庭を持ち、「ウルトラマンから受け取ったもの」を大切にして今を生きられております。そこには幾分かの、僕がブログの最後に明け渡した「小粒のようになってしまった光る石」が、まだ息づいてると思いたいです。長くなりましたが、FT新聞の読者様たちも、お読みくださってありがとうございました。『光の国から愛をこめて』は、今も私の公式サイトで随時不定期連載中です( https://ichikawataiga.com/category/ultraman/ )どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

市川大賀


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