魔裟斗、K-1での計量オーバーに言及「もうやめた方がいい」その真意とは
6月1日(日)元K-1 WORLD MAX王者・魔裟斗(46)が自身のYouTubeチャンネルを更新。5月31日に横浜BUNTAIにて開催された『K-1 BEYOND』で起こった計量オーバーについて言及した。 【フォト&動画】レオナ・ぺタス、体重超過の相手を制裁KO!同時ダウンの瞬間も 同大会では前日計量にて3選手がオーバーするという異例の事態となった。第1試合[第6代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級(-60kg)王座決定トーナメント・リザーブファイト]にて、レオナ・ぺタスと対戦した天野颯大が2.2kgオーバー。第11試合[-56kg契約]にて、大久保琉唯と対戦予定だった永坂吏羅は計量に遅刻し、100gオーバーとなった。 そして第14試合[K-1 WORLD GPスーパー・ライト級(-65kg)タイトルマッチ]では、王者ヨードクンポン・ウィラサクレックが100gオーバーし、王座剥奪された。 魔裟斗は1日に「試合は面白かったのに、モヤモヤが残りました」と題した動画を投稿。動画の後半にて、計量オーバーについて言及した。 初めに「水抜きなんてONEでも禁止されてるじゃん。水を抜いた状態だと脳に悪い。そこで(攻撃を)打たれるとダメージが溜まるから禁止されている」と水抜きのデメリットについて話した。 続けて「楽しようと考えないでほしいよね。長く減量する方が辛いからさ、日々節制しなきゃいけない。選手の時期なんてそんな長くないんだから、選手の時期くらい一生懸命選手しようよ」と長期に渡る減量を選手の期間は行った方がよいと推奨。 魔裟斗は自身の意見についても「楽しようと思うぐらいだったら選手やめた方がいいよね。普通プロは契約体重守るでしょ、前もって決まってるんだから。真剣にやれば絶対体重なんて作れるから。いかに普段からちゃんと節制してるかっていうことだからね」と厳しい言葉を交えながらも述べた。 計量オーバーはK-1のみならず、ボクシングやMMAでも度々起こる。今一度減量の方法について改めて考える必要があるのかもしれない。 なお、動画の前半では、メインイベントで衝撃の逆転KO劇となった、サッタリ・ウィラサクレックvsティアン・ターザンのクルーザー級王座決定戦をはじめ、解説を務めた魔裟斗の視点から、注目の試合を振り返りコメントしている。