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患者用の内服薬や塗り薬51回分を投与せず、自分のロッカーに隠した看護師を懲戒処分
三重県の桑名市総合医療センターは4日、20歳代男性看護師を停職6か月、50歳代女性准看護師を停職3か月の懲戒処分にした。男性看護師は同日付で依願退職した。
発表によると、男性看護師は2023年10月~25年1月、入院患者用に処方された40人分の内服薬や塗り薬の計51回分を患者に投与せず、自分のロッカーに隠し持っていた。管理監督責任を問い、当時の上司ら6人をそれぞれ戒告、訓告とした。
女性准看護師は17年8月~25年2月、夜間勤務者用の許可証を不正に使用し、支払うべき駐車料金約70万円を免れたほか、17年2~7月、車通勤を徒歩に変更したにもかかわらず、通勤手当1万2000円を不正に受け取っていた。