国土交通省が日本郵便に対する貨物運送事業の許可を取り消す行政処分を下す方向となり、岩手県民から物流網の行方に不安の声が高まっている。ネットショッピング全盛の時代に配送は欠かせず「使えないと不安」とため息が漏れる。酒気帯びの確認を怠っていた会社の姿勢に「あってはならない」と憤りの声も上がる。
盛岡市中央通の盛岡中央郵便局では6日、配送を担うトラックなどがひっきりなしに往来する。許可取り消し対象は全国のバンやトラックでの配送事業。同社は代替策を講じるとするが、ゆうパックなど身近なサービスの先行きは不透明だ。
配達員の酒気帯びを確認する法定点呼の不備が招いた事態。物流インフラが弱い地方への影響が懸念される。
記事全文は6月7日付の岩手日報をご覧ください。