「長年培ってきたスキル」を、AIが一瞬で無価値化する絶望感。
イケハヤです。
さて、本日もAI関係の話をしていきたいんですが、もうすっかりSunoにハマってまして、、、
この1週間で40曲くらい作っちゃいました!楽しすぎて止まりません!
再生回数は1万回を超えて、フォロワーも今日で400人くらい行きそうです!!!
自分が作った音楽をたくさんの人が聴いてくれるの、めっっちゃ嬉しくて、ヤバいです(語彙力)
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昨日、3枚目のアルバム「手術台の上のミシンとこうもり傘の出会い」が完成しました。
これは「美術縛り」のコンセプトアルバムで、シュルレアリスムとかダダイズム、最後の晩餐をハードロック風にしたり、モネの睡蓮、ホッパーのナイトホークス、若冲の動植綵絵とかとか、ぼくの好きな絵画を詰め込みました!
歌詞はChatGPTと相談しながら、割と自力で書いてます。
ウィキペディアなどの記述を元に歌詞を作ってもらって、それをぼくが音楽の構成を意識しつつ、加筆修正。
このプロセスが楽しくて、しかも勉強になってます。
「聞くだけで美術の教養が深まる」そんなアルバムになったと思います!ぜひぜひ通しで聞いてみてください〜。
【3rd Album「手術台の上のミシンとこうもり傘の出会い」】
https://suno.com/playlist/87bc94fe-284c-4dd9-af1f-d063abf4e5c4…
次は「文学」、特に詩をテーマにした4枚目のアルバムを制作中です。
一曲目として、萩原朔太郎の「青猫」の詩を音楽にするチャレンジをしているのですが、これがまた難しいけど面白い!
というわけで、すっかりミュージシャン活動を始めてしまいました……
どうせやるからには、ちゃんと数字取れるようにがんばります!
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いやほんと、びっくりするのは、自分で音楽を作って発表するなんて、1ミリも思ってなかったんですよ。
音楽は若い頃から大好きで、「自分の手がけた楽曲を世に出す」のは、夢の一つでした。
が……まさかこんな簡単に実現できてしまうとは。なんだこれは、、、
この体験はAI時代、典型的なものだと思います。
というのは、5月に学び始めた「Vibe Coding」もまさにこれなんですよね。
「今さらプログラミング勉強とか無理だよな〜」と思っていたら、AIの力を借りて、今では自分でウェブサービスとかアプリとか作れるようになってしまったわけで……。
この3ヶ月で、自分ができることがめちゃくちゃ増えた感覚です。
・音楽も作れるようになった(Suno)
・開発もできるようになった(Vibe Coding)
・動画も作れる(Veo 3)
・画像も作れる(ChatGPTなど)
・書籍もAIで作れる(新刊はGeminiフル活用で15万字書きました)
とまぁ、自分の能力、拡張しまくってます……自分でもちょっと意味がわかりません。
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これがAI時代のヤバみなんですよね……。
自分ができなかったこと、いつかやりたいと思っていたことが、「あれ、今なら余裕じゃね?」と変わる。
AI以前、ぼくらは基本的に「数個のスキルを選んで」仕事をしてきました。
ぼくの場合は、「ブログを書く」とか「人前で話す」とか「マーケティング」とか、そんなスキルをひたすら磨いてきて、それらに誇りを持っていました。
でも、もうそういう時代じゃないんですよね……。
AIの進化で、今まで人間が時間を掛けて培ってきたスキルは、基本的に無価値化すると思った方がいいです。
それほどまでに、AIが生み出すものは、プロが作ったものと見分けが付かなくなってきています。
ぼくは10冊以上書籍を出しているプロの書き手ですが、AIが作った文章と、人間が書いた文章は、もちろん見分けがつきません。
なんならAIの方がうまいですからね、、、その意味では、文章が下手だと人間製であることに気づける、みたいな状況になってます。ヤバい。
おそらくこれは、イラストや音楽、コーディングといった世界でも同じことが起こっているはずです。
そしてその侵食範囲は、どんどん広がっていきます。
人間が10年20年かけて培ってきたスキルを、AIが一瞬で塗り替えていく。
あらゆるスキルが「コモディティ化」していくんです。
これ、ある種の「絶望」ですよね。
自分が誇りを持っていたスキルが、陳腐化していくわけですから。
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こういう時代にどうすればいいか。
まず一つの道は、「ひたすら全部できるようになる」。
相当な無理ゲーではあるんですが、ぼくは最大限、AIによってスキルを拡張しようと決めています。
執筆スキルがコモディティ化したなら、AIを使って音楽もプログラミングもできるようになる。
いろんなAIツールを使いこなし、多種多様なスキルを持っていること自体は、少なくとも今の時点では希少性になります。
イラストレーターの方なら、AIを活用して、イラストだけでなく、ショートアニメやゲーム、漫画やライトノベルを作る、といったイメージですね。
「すばらしい絵を描ける」というスキルをベースにすれば、できることの幅は圧倒的に広がり、人材の価値も高まります。
そして、もう一つ。
これが根本ですが、「自分の事業を作る」ことです。
ぼくの場合は「クリプトニンジャ」というキャラクター事業を作っています
自分の事業があれば、AIは敵じゃなくて「味方」になるんです。
たとえば、今ぼくがSunoで作っている音楽は、「Sakuya」というアーティスト名義にしています。
Sakuyaはクリプトニンジャのキャラクターの名前です。
ワンチャン、Sunoのフォロワーが何万人にもなったとき、クリプトニンジャの事業にもプラスになるはずです。
今作っている音楽がきっかけでクリプトニンジャを知る人が出てきたらいいな〜と思ってます。
ひとまず、「自分の事業を持つ」。
これが最善の答えです。
そうすれば、AIは最高の武器になります。
AIの進化は本当に激しくて、キャッチアップするのも大変です。
でも、諦めて、努力するしかありません。
この変化を楽しみながら、自分の「できること」を増やしていく。
それがAI時代の戦い方なんだと思います。
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というわけで、ぼくは今日も音楽を作ります!
皆さんも、ぜひSunoを触ってみるといいでしょう。
ぼくの楽曲も参考になると思いますので、リミックスしたり、いろいろ遊んでみてください〜!
【Sakuya - 咲耶】
https://suno.com/@ikehaya
そして、Vibe Codingも学ぶべきです(こっちはマジで必須)。
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自分を楽しく進化させていきましょう!
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コメント
1はじめまして!
そうなんですよね、
各種生成AIが登場して、
誰でもハイクオリティを
具現化することが
出来るようになりましたね。
そもそも音源をリリースすることが
非常に苦難で、
また尊いとされていた価値は
無くなるかもですね。
掃いて捨てる程の数、
掃いて捨てられても
悔しいと思わなくなる感性。
ちょっと危険な流れにも思いますが、
そんな中から、
ちゃんと熱と魂があるものを探すのが
昔からあるレコード漁り
みたいになるのでは?と考えると、
リスナー側の楽しみ方は
そんなに変わらないのかも知れません。
ともすれば、
作り手も今までのやり方に、
ひとつかふたつ新しいものが
引き出しに増えた、
くらいに考えるのが
心に優しいと思えました(^_^)