本日の内容は、F55 F56 mini などで起こるエアコン効き不良の修理関係のお話です。
以前もチラッとエアコンのミキシングフラップのお話をしましたが、そちらの続きとなります。
以前の内容
ミキシングフラップがうまく制御できないのは、よく聞くお話なのですが…
一般的な壊れ方は、ストッパーを乗り越えてフラップの位置がハチャメチャになり、運転席助手席のどちらかだけ、温風冷風のコントロールが出来なくなります。
定番の故障コードとしては801189という故障コードが出力されます。
これについては、色々な方面から対策キットが出されています。
こんな感じのキットがヤフオクやメルカリでも販売されていますので、こちらを取り付ければ修理完了となります。
ディーラーさんだとケースごとの交換のようです。
当然ダッシュボード降ろしが必要ですので、高額修理となります。
ウチでも一応試作品を作りました。
こちらは、既に販売されている商品ですので、自社使用分だけ製作してます。
もう一つの故障として、フラップのシャフトが折れてしまう現象です。
事例がいくつか出ていました。
こんな感じでシャフトが折れてしまうパターンです。
事例を載せてくださっているのはこちら
こちらもディーラーでは、ケースごと交換のようですが、フラップのみ販売してくださる会社さんも…
何度か別件で取引させていただいたASTOさんでも販売されています。
こちらの商品で修理すれば、かなり削減可能です。
しかしダッシュボード脱着は必要になってきます。
しかし海外のサイトで見ていると、もっと簡単に修理している方法が…
それを知人に教えてもらい、自分で作ってみることに…
その修理方法とは?
まずはホールソーと治具を準備します。
(治具は自作です)
治具をフラップモーター台座に取り付けます。
ネジで固定します。
固定したら、ホールソーを回して、ケースに穴をあけます。
手で開けると結構時間がかかるので、電動がおススメですね。
無事に開きました。
デザインカッターなどで、バリを取り除きます。
取り除いたらこんな感じです。
シャフトの折れた部分も、キレイにバリを取り除いておきます。
そして専用のアタッチメントを取り付けます。
フラップの位置に注意です。
キチンと作動する位置に合わせておく必要があります。
位置合わせが出来たら、専用のシャフトを取り付けます。
切り欠きがありますので入るようにしか入りません、位置を確認しながら、奥まで差し込みます。
差し込んだら、中からはこんな感じです。
フラップを挟み込むように、補修用の軸を取り付けます。
部品的にはこんな感じです。
ストッパー付きですので、フラップに負担は掛からない様になってます。
ホールソーで開けた穴のクリアランスは1㎜も無いですが、隙間が気になる方は、組み付け時にシーラーなどを塗るとイイかも?
組み付けの一連の動画はこちら
こんな感じで、割としっかりした物が出来ました。
こういった修理に抵抗ない人だと、問題ないかなと思います。
今回は中古のケースを買ってきて試しましたので、まだ実践投入されていません、材質的にはABS樹脂を使用していますので、90℃近くまでは問題なく耐えれます。
我こそは生贄になってくれるというお客様をお待ちしています(笑)
最近Ver.2に進化しました。
購入はこちら
BMW MINI ミキシングフラップシャフト折れ修理キット右側用 Ver.2 - メルカリ
本日はBMW MINIのお話でした。
おしまい