2025-06-07

つの間にか人を救っていた話

中学校のころ不登校だった。

高校に入る頃「不登校って損してんな」と気付いて真面目に通うようになった。

大学行って就職して家を出て…数年経って実家に行った時、〇〇君って覚えてる?と親から聞かれた。

知らん。誰それ。

どうやら小6の時のクラスメイトらしい。へー。全然覚えてねぇや。

親が言うにはこの前スーパーで〇〇君の親に会ったそうだ(向こうからしかけてきた)。曰くお礼を言われたと。

〇〇君は非常に頭が良かったらしく、県内でもトップクラス高校に進学したらしい。しかし同じく粒揃いのクラスメイト達との切磋琢磨について行けず、一時期不登校だったそうだ。そんな中たまたま近所の本屋立ち読みしている自分を見かけて「あい小学校のころ不登校だったやつじゃん」と気付いたそうだ。「こいつ楽しそうだな」「俺も大丈夫かも」と勇気づけられ、紆余曲折あったものの無事に就職を果たし、この春から一人暮らしをするとの事だった。

その話聞いてて一瞬「馬鹿にされてる…?」と思ったものの、ありがとうございますってお礼言われちゃった〜!良い話だよね〜!と親は呑気なものだった(うちの親は子供不登校なのを申し訳なく思っており、積極的PTAに参加していたのでその時顔を覚えられていたらしい)。

なんかよくわからんけど、元気になったらよかった。

  • 無職ワイは小中高頑張って通ったけど無職になったで

  • すげー! そんなことあるんだなー! すげー! 誰しもが、自分の知らないところで誰かを救っている可能性があるんだなあ! 私もガンバッって生きていこう!

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