エニピル (1)

ピルのオンライン診療サービス『エニピル』さんにて連載がスタートしました






















こんばんはDJあおいです

読者さんからこんな相談をいただきましたよ















お悩み





こんばんは

いつも拝見させて頂いております。

アドバイスを頂きたくメール致しました。



私の彼はギャンブル依存症で、ずっと立ち直ることを望んでおりましたが、度重なる裏切りがあり、この度自ら別れを告げお別れ致しました。共依存していたことにも気付き、このままではダメだ、自分の人生、自分で歩いていかねば…と思い別れを決断した次第です。しかし、別れてまださほど時間が経っていないため情は残っております。

心が何だかモヤモヤしたり…ぽっかり穴が空いたような気持ちなのですが、情が消えるにはどのような行動を取っていけばよいのでしょうか?時間が解決してるものなのでしょうか?金銭面でトラブルもあり、弁護士および相手方の親とはまだ連絡を取っている状態です。

お忙しいところ申し訳ないのですが、アドバイスを頂ければと思います。宜しくお願い致します。



















自分には価値がない
自分は誰かの役に立たなければ存在している意味がない
愛されるには『何かをしてあげること』が必要だ
このような感覚を持つ人は、ただ『自分らしくいるだけで認められる』という感覚が希薄です
そのため、他者に必要とされる、感謝される、「頼られる、といった他人の反応によって
自分の存在価値を確認しようとします

ギャンブル依存症に限らず、アルコール依存やいけないお薬依存の人などは
精神的にも他者に依存しやすく、『助けてほしい』『分かってほしい』といった欲求を漏れなく持っていますので
自信のない人にとっては需要と供給の関係的に『相性の良い人』になってしまうわけです

自分が助ける → 相手が感謝する(ように見える)
『私はこの人にとって必要な存在なんだ』と思える
相手の問題が深刻であるほど自分の役割が大きく感じられ
『この人には私しかいない』と思い込む
相手の問題の深刻さによって自分の存在価値を実感するようになるので
『問題が解決しないほうが自分は必要とされ続ける』と無意識に感じてしまうのです

問題がある(相手が困っている)→ 自分が何かしてあげる(支える、許す、貸す)→ 相手が自分に依存する
というサイクルができてしまい、そこに安心感すら覚えるようになります
自信のない人にとっては『安定した関係』よりも
『必要とされる関係』のほうが居心地がいいとすら感じられることもあります
これは『役割』でしか愛されてこなかったという経験が影響している場合が多いですね

共依存の関係では『課題の混同』が起きやすく
相手が怒ると自分が悪いと思う
相手の失敗を自分が補おうとする
相手の人生の責任を自分が負おうとする
といったふうに『他人の課題=自分の課題』だと錯覚してしまいがちですので
しばらくは意識的に課題の分離を試みてください

相手がどう生きるかは、その人の自由であり責任
自分がどう生きるかは、自分の自由であり責任
課題を分離して自分自身の自由に従い
その自由に伴う責任を持つことで自尊感情(自信)が育まれるはずです

人間の価値は『何かをしてあげること』ではなく
『ただ存在していること』に価値があるのですよ

そして『役割』で愛される人ではなく
『存在』で愛される人になってください














以上
DJあおいでした



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