学校カルテ導入インタビュー
この度、学校カルテを導入いただいた日本国際学園中学校の生活指導を担当されている篠山氏(仮称)にインタビューの機会をいただきました。
セールスマネージャーの宮田がサービス導入後の効果や課題、今後の活用について伺わせていただきました。
対談(2024/10/5)
宮田: 篠山先生、ご無沙汰しております。本日はお忙しい中、インタビューのお時間をいただきありがとうございます。改めてで強縮ですが、簡単に自己紹介をいただけますでしょうか。
篠山先生: こちらこそ、導入の際は丁寧にサポートいただきありがとうございます。私は、生活指導を担当している篠山と申します。主にいじめや不登校など、生徒たちの悩みに向き合っています。
宮田: ありがとうございます。弊社の学校カルテを導入されてから約半年となりますが、期待値と異なった点などがあればお伺いできますでしょうか?
篠山先生: 最初は、生徒の状態の一元管理ができればと思って導入しましたが、実際に使ってみると、AIによる分析機能が非常に役立っています。
宮田: それは嬉しいです。導入前後でどう変わられましたか?
篠山先生: 以前は、生徒の状況を把握するために、担任の先生や生徒からの聞き取り調査に多くの時間をかけていました。しかし、貴社のサービスは生徒の声をAIが分析し、その子に合った支援策を提案してくれるので非常に助かっています。
宮田: ありがとうございます。先生のご指導に具体的な変化があればお伺いしたいです。
篠山先生: 以前は、経験に基づいて生徒の様子を見たり、担任の先生から相談を受けて声をかけていましたが、今はカルテの分析結果を参考に、もれなく生徒の状況を把握できるようになりました。例えば、ある生徒は、人間関係が原因で不登校になりかけていることが分かり、面談を行ったうえで担任と連携して早期対応ができました。
宮田: お役に立てて嬉しく思います。他の学校様でも、生徒たちの状態をもれなく把握できる点は特に評価いただいています。反面、このサービスにおいて課題と感じている点はありますか?
篠山先生: そうですね、課題としては、AIの分析結果をどのように活用していくか、という点が挙げられます。AIが提示する情報だけでは、生徒の心の奥底にある悩みまでは理解できないため、最終的には人として生徒と向き合うことが重要だと考えています。
宮田: 先生の仰る通り、AIによるカルテは予測値となるため、先生が生徒に向き合っていただくことは外せませんね。弊社としても、AIの分析結果を参考にしながら、先生方が生徒とより深く関われるような支援体制を構築していきたいと考えています。
篠山先生: 半年たったのでまた学校カルテを利用したいと思いますが、何かサービスの追加などは予定していますか?
宮田: ありがとうございます。よくお声をいただくのが保護者との連携にもっと活かしたいという点でして、ここはカルテの項目を新しく追加しようと開発中です。
篠山先生: それは弊校としても嬉しいですね。期待しています。
宮田: 話が変わってすみませんが、初めの導入にあたって貴校で議論になった点があれば、お話できる範囲で伺えますでしょうか?
篠山先生: 実は、議論はほとんど起こりませんでした。宮田さんの説明で機能的なメリットは理解できていましたし、料金もヘルスケア系のサービスの中でも非常に廉価だった点が大きかったですね。あと、やはり既に他の学校での導入実績があることは職員会議で通りやすかったと感じています。
宮田: ありがとうございます。弊社としても導入のハードルを下げつつ、より学校様へ適切なサポートができるよう今後も注力していきます。本日は貴重な機会をいただきありがとうございました。
篠山先生: こちらこそありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
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