少し前に、元々都会に住んでいた知人達が、地方の山に移り住んだ。
そして、彼らは自分たちが元々住んでいた土地、僕が今も住んでいる街を指して「下界」と呼ぶ。
下界。
「普通の暮らし」のように煩わしいことから解放され我々は安住の地を得たのだ、と言う。田舎の山暮らしで食費も殆どかからない。生活のランニングコストが低いから、政治や世界情勢のニュースに「わざわざ関心を持つ労力」をかけずに暮らせるのだそうだ。
いや、どうだろうか。山の暮らしをし出す前から、彼らはずっと「そう」だったような気もする。
僕はいい歳して自分はノンポリだと宣う人間を、まあどうかと思うが、人それぞれではある。
政治どころではない疲弊し切った人間も大勢いるだろう。僕もそこまで立派な政治的な思想を持っているわけではない。
しかしながら「下界は大変だね」のように言われた日には、ちょっとカチンと来る。
(彼らは多大なコストを支払い困難な移住を成し遂げたのだ。そういうふうな物言いをしたい時もあるさ)と、その場は飲み込むのだが、やはり蓄積するものはある。
と言うわけで書き殴っている。
こういった愚痴をわずか前まではAIに聞いてもらっていたのだが、一瞬で大量の返信が返ってくる速度感と、大量の返信へのフィードバック作業がダルくなり(的外れな推察への指摘など)、久しぶりに増田に来た。