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構造から稼ぐ──SNS設計とアフィリエイト


🧠 序章:SNSとは“設計の思想”がすべてである

これまで、アフィリエイトで最高月400万円、その他を含めて月500万円の収益を上げてきた。
X(旧Twitter)では累計25万人、Instagramで6万人、TikTokで4万人──
合計35万人以上のフォロワーを抱えるアカウント群を運用してきた。
SNSからの集客力を武器に、2021年には当時日本最大のDiscordコミュニティを構築。ゼロから数万人規模のコミュニティ形成を実現した。

SNSで成果を出せるかどうか──それはフォロワー数・運・才能でも、ましてや努力量の差でもない。
突き詰めれば、人間の感情と行動をどう“設計”するかに集約される。

なぜならSNSとは、「人の感情に反応させ、行動させるための場所」だからだ。発信の目的は情報提供ではない。人の心を動かし、指を動かし、行動を生み出すこと。
その“行動”とは、たった1回のタップ=クリックである。
言葉、構図、投稿時間、文脈の余白。あらゆる要素は他者の感情に作用するために存在している。

発信とは、情報提供ではない。感情を喚起し、行動を引き出す装置である。
人は「役立つ情報」では動かない。「自分ごと化された感情」によってのみ、指が動き、リンクがクリックされる。

このnoteでは、構造主義・行動心理・SNSアフィリエイトの実務を接続し、
思想と金が共存するSNS運用の“設計思想”を提示していく。


このnoteでは、
•構造主義(=人の意味理解は「構造」から生まれる)
•行動心理(=人はどんな時に動くのか)
•SNSアフィリエイト実務(=どう稼ぐか)

──この3つを“思想と実務”として接続し、
再現性のあるSNS戦略を提示していきます。



🔍 第1章:ジャンル選定と自己スキーマの誤読

まず、アフィリエイトに限らず「発信する」とは何かについて考えてみてほしい。
多くの人が最初に悩むのは、「どのジャンルで発信すれば伸びるのか?」という問いだ。
恋愛系?ビジネス系?エンタメ?──けれど実は、この問いの前に立ち止まる必要がある。ジャンル選定よりも先に、自分自身に向き合うべき重要な問いがあるからだ。

それが、“自己スキーマの整合性”である。

心理学でいう「自己スキーマ」とは、「自分はこういう人間だ」という内面的な認知の枠組みを指す。つまり、自分自身をどう理解しているかという内なる設計図だ。

ここがズレていると、どれだけ良さそうなジャンルを選んでも、発信が噛み合わない。選ぶ言葉、振る舞うキャラクター、語る世界観すべてが空回りしてしまう。

たとえば──
本当は承認欲求が強くて「もっと見てほしい」「反応されたい」と思っているのに、「私は中立的な思想家です」と演じてしまう人がいる。
あるいは、実は自信がなくて不安定なのに、「明るく前向きなポジティブ人間」としてキャラを作ろうとする人。

こういう“自己スキーマのズレ”があると、発信に熱が乗らない。読者にも「なんか薄いな」「他人事っぽいな」と受け取られ、反応が伸びない。たとえば、思想系アカウントを目指して発信しているのに、投稿の奥に「誰かに褒めてほしい」が見えてしまうと、説得力は一気に崩れる。

ここで重要なのは、「自分がどう見られたいか」ではなく、「他者が自分に何を見ているか」を理解することだ。

SNSとは、“自己表現の場所”ではない。むしろ、他者の視線によって成立する“解釈装置”である。自分が何を言ったかではなく、他者がどう読み取ったか、どう意味づけたか──それが発信の結果を決める。

たとえば、あなたが「自由に生きよう」と言ったとしても、相手がそれを「自堕落な逃避」と受け取れば、そのように読まれる。それがSNSというメディアの本質だ。

さらにここで押さえておきたいのが、「アカウントと人格を分離する視点」だ。

多くの人が、自分のアカウントを“素の自分の延長”として扱おうとする。でも、それは設計として甘い。アカウントとは、自分自身を投影する鏡ではなく、“他者の願望を受け止めるスクリーン”だ。

つまり、「自分が発信したいこと」ではなく、「他者が読みたい文脈」をベースに設計すべきなのである。

たとえば、アフィリエイトにおいて「月10万稼げるノウハウ」を語るとき、
単に「俺のやり方はこうだ」と語っても響かない。
そうではなく、「『副業が続かない人』がなぜ挫折するのか」という共通文脈に入り込み、そこに「月10万円の道筋として自分のやり方を重ねる」からこそ、読み手の感情と接続できる。

このように、「他者の問いや願望」をベースに、「自分の経験や思想」を乗せていく構造が必要だ。

自己実現ではなく、他者の期待を前提にした自己設計。
ここが“伸びる発信”の出発点になる。



🎯 第2章:クリックは“感情の投票”である──CVRよりも先に見るべきもの


SNSで「成果を出す」とは──
つまり、“人を動かす”ことだ。

そしてその最初の一歩とは、たった一度のタップ。そう、クリックである。

このクリックは、単なる数字じゃない。
それは、「感情が動いた」という無意識からの返答だ。

だから、まず見るべきはCVR(成約率)ではない。CTR(クリック率)だ。
行動が生まれていないのに、売上が立つわけがない。

行動経済学的に見ても、クリック行動を引き起こす“引き金”は明確だ。

  • 損失回避バイアス:「今見ないと損するかもしれない」

  • 社会的証明:「他人が反応している=価値がある」

  • 限定性バイアス:「これは一部の人しか見れない」

具体例で言えば──

占い系なら、

  • 「あなたにだけ特別な案内」

  • 「●日までに見なければ損する」

このように、「不安」と「限定」をかけあわせた言語設計が刺さる。

アダルト系では、

  • 「外国人系の美女」

  • 「人妻ママ活」

ここでは、“背徳感”と“性欲”という二大感情をむき出しで刺激する構造が強い。
ママ活が特に強いのは、「色欲」に「金銭文脈」が重なることで、複合的な欲望刺激になっているからだ。これは思った以上にクリック率を引き上げる。

ここで忘れてはいけないのは、クリック数=売上ではないということ。

CTRは「温度」
CVRは「導線設計」
分けて考えなければならない

初心者がやりがちなのが、最初からCVRを追いすぎること
けれど、そもそもクリックされてない=認知が取れてない。
誰にも見られていない状態で「売れない」と嘆くのは、戦場にすら立っていないのと同じだ。

CTRを高めるには

  • トレンドを徹底的に模倣する

  • 勝ち構造をパクる

  • そこに“ズレ”や“違和感”を重ねて「止まらせる」

言い換えれば、「感情の引っかかり」を意図的に設計することが大事になる。
次章以降ではそれらについて詳しく解説する。


🧬 第3章:差別化は“スキーマの上書き”から始まる

「差別化しろ」と言われることは多い。
だが、その“差別化”を「個性を出すこと」だと誤解している人は多い。

本質的には、他者の認知に既にある“スキーマ”を、ズラして上書きすることだ。

心理学には「スキーマ」という概念がある。
これは、人が物事を理解するための“認知のテンプレート”のこと。

SNSにおいては、人々が見慣れた構造──たとえば「モテあるある」「恋愛体験談」「陰謀暴露」などのフォーマット──に対して、一定の“安心感”を持って接している。
だがその文脈の中に、わずかに異質な“ズレ”が挿し込まれた瞬間、人は立ち止まり、無意識のうちに再解釈を始める。

この「再解釈」こそが記憶を生み、共鳴を呼ぶ。

📌 実例:「ズレの演出」はこう作る

アカウント設計の際はまず徹底的に勝ち構造を模倣した。
再現性のある「伸びる構造」とは、認知の土台として機能する。

そのうえで、以下のような“ズラし”を加えた。•外国人ネカマ設定
 → 既存のネカマ文化に、文化的エキゾチシズムという“ズレ”を加えることで注目を集めた。

•ママ活系ジャンルの劇場型構成
→ ショートドラマ的に構成し、複数ツイートでキャラ・欲望・背景・誘惑を描く。

•恋愛あるあるネタに、自己否定や社会的違和感を紛れ込ませた
→ 単なる共感ではなく、「え、それ言っていいの?」という引っかかりで拡散される。

•流行の導線手法(例:Googleフォーム戦略)をジャンル跨ぎで転用
→ アダルトの投稿にスカウト風フォームを使い、“あなただけ感”を演出。

いずれも、「見慣れた文脈 × 異物」がキーになっている。

差別化とは、“演出”である


勘違いされがちだが、SNSにおいて“完全なオリジナリティ”は基本的に機能しにくい。
誰も見たことのない切り口、独自の文体、一切テンプレを使わない構成──たしかに発信者本人にとっては「尖っている」「差別化できている」つもりかもしれないが、受け手からすれば「何を言っているのか分からない」「どの文脈で読めばいいか分からない」と処理されて終わる。

人が“違和感”に惹かれるのは、「見慣れた構造の中」にそれが忍ばされている場合だけだ。

だからこそ重要なのは、「バズ構造の模倣 × 文脈のズラし」という二重構造の設計だ。

たとえば、アフィリエイトでもありがちな「〇〇しないと損する系」のツイートテンプレ。
「【知らないと損】実は多くの人がやってない〇〇」
これはすでに見慣れた型だ。だが、ここに“ズレ”を仕込む。たとえば──

「【知らないと損】実は多くの人がやってない『わざと売らない戦略』」
「【知らないと損】月収10万円のときに作った売上100万円の導線」

見慣れた導入に、“意外な逆張り”や“ストーリー臭”を滑り込ませることで、読み手は「ん?」と止まる。そしてその違和感が「気になる」に変わり、拡散の起点になる。

もう一つ例を挙げると、「恋愛系×アフィリエイト」の領域では、よくある“願望充足系”のコンテンツに、非情な現実をあえてぶつける。

たとえば、「◯◯するだけで彼から好かれる♡」といった量産型のバズ構造に──
「◯◯するだけで好かれるわけがない。でも、“好かれると思って動いた女”だけが結果的に得する」
というような現実のねじ込みを入れる。
これも“既視感”の中に“異物”を混ぜ込む手法だ。

このとき、重要なのは“ズラし”の精度。
ズレすぎると読み手は混乱するし、ズレなさすぎると埋もれる。差別化とは、単に自分の思想や感性をぶつけることではない。受け手が“予期している構造”をちゃんと踏まえた上で、そこに“異物”を静かに滑り込ませることだ。

つまり、「完全に新しいもの」は、伝わらない。
伝わるのは、「どこかで見たことがある」と思わせながら、「でも、なんか違うぞ」と感じさせるもの。
この“既視感 × 違和感”のハイブリッドこそが、強い発信をつくる。

拡散される発信とは、「言いたいこと」をただぶつけたものではない。
「見慣れたものの中に、他者が解釈したくなるズレを滑り込ませたもの」だ。
だからバズは、「オリジナリティの表現」ではなく、「ズレの設計」である。

SNSで稼ぎたいなら、この構造理解は絶対に外せない。
商品の訴求ですら、「その商品をどう“ズラして語るか”」によってCV率は桁違いに変わる。

“他者が予測できる型”に、“自分という違和感”を埋め込むことで、記憶され、再解釈され、拡散される。


次章では、この“差別化されたキャラ”がどのように行動を設計し、数字に転換されていくのか──「投稿設計」の戦略に踏み込んでいく。



🚀 第4章:投稿とは“行動喚起の装置”である──クリック主導の再現戦略

SNS投稿とは、“自己表現”でも、“思考の共有”でもない。
本質的には、「他者の行動を生み出す装置」である。

あなたの言葉に、人が反応し──指が動く。
この“行動”こそが、SNSにおける唯一の成果だ。
それがクリックであり、保存であり、LINE追加であり、最終的には成約へとつながっていく。

■ 人を動かす三原則

人が動くには、3つの要素が揃う必要がある
1. Motivation(動機)=行動したくなる感情の刺激
2. Ability(能力)=行動のしやすさ(簡単さ)
3. Trigger(引き金)=今、動かすためのきっかけ

この構造をSNSに落とし込めば──
•感情刺激(共感・不安・違和感・欲望)
•簡単な導線(1クリックで完了、LINE誘導も明確)
•タイミングの提示(「今だけ」「あなたにだけ」)

この3つを投稿の中でどう設計するかが、すべてを分ける。

実際の構造:投稿 → 感情喚起 → 自己投影 → 誘導


たとえば、アフィリエイトで収益を生む投稿には以下の三層構造がある。

1. 感情のトリガー(Motivation)
•「これ、自分のことかも…」
•「見逃すと損かもしれない」
•「誰にも言えない気持ちに寄り添ってくれる」

→ 共感や恐怖、背徳感や限定性など、強い情動を揺らす言葉が必要になる。

2. 中間文脈の設計(自己投影できる余白)
•「●●の人に向けて話してます」
•「◯月◯日までに見た人限定です」

→ ターゲットを絞ることで、読者の中に“自分が対象だ”という錯覚を生み出す。

3. 報酬設計と導線(Ability + Trigger)
•「LINE追加で無料診断」
•「プロフィールのリンクから受け取れます」
•「この投稿を保存すれば、後で見返せるようになります」

→ 行動に移しやすく、かつ得を感じるような報酬設計で仕上げる。




また、投稿内のリンク先(LP・ASP)も、アカウントのトーンに合わせて最適化する。
ぼくは実際に、アカウントごとに刺さるLPを選定し、担当者にどんどんヒアリングして差し替え検証を行ってきた。
LP...リンク先の訴求の画面となるページ
ASP...アフィリエイト案件をくれる会社


投稿とは、「読まれる文章」ではなく「動かす仕掛け」である


よくある誤解は、「自分の考えをちゃんと伝えたい」という姿勢だ。
だが、SNSは伝達ではなく設計である。

読まれたかどうかより、“動かされたかどうか”がすべて。
自分の言葉で世界を語るのではなく、相手の脳内で反応が起こるように設計すること。

それがSNSにおける“設計思考”であり、アフィリエイトにおける“収益の起点”である。



🧩 第5章:再現性とは“凡人が勝つための設計図”である


SNSには「才能」や「センス」が支配する場所──そんな幻想が根強く残っている。
だが、自身の実感はむしろ逆だ。
才能ではなく、構造によって凡人は勝てる。それどころか、再現性のある構造を組んだ人間こそが、長期的に市場を制する。

かつて、自分の個性を出さず、ただひたすらに「他人の勝ちパターン」を真似ることからスタートした。
アカウントの世界観、設定の強さ、尖った訴求の出し方。最初はどれも“誰かの構造”の模倣だった。
だが、その模倣を繰り返す中で、アルゴリズムやユーザーの反応に対する感覚が掴めてきた。

再現性とは、「才能の代替手段」ではない。
それは、“戦い方を定義し、感情と数字を接続する設計”のことだ。


構造を定義する──PDCAは「数字」ではなく「構造」に対して回す


SNSで成果が出ない人の多くは、「運用」の意味を履き違えている。
頻度を上げること、継続すること──それは“努力”の話であって、運用ではない。

運用とは、「構造を定義し、検証し、上書きすること」だ。

なぜ「数字」に溺れると失敗するのか

多くの人は、「数字を見ること=運用」と思っている。
だが、数字とは“答え”ではなく、“問いのヒント”にすぎない。

数字の変化には必ず構造的な原因がある。
だから本当に見るべきは、「その数字が何を意味しているか」だ。

真っ先に見るのは「エンゲージ率」だ。
なぜならエンゲージは、“人の反応が発生したかどうか”という一次感情の指標だからである。

▼ 見るべき順序(改善の階層)
1. エンゲージ率:投稿が“反応される設計”になっているか
2. CTR(クリック率):導線への“感情的動機付け”ができているか
3. CV(成約率):LPや訴求の“実装”に問題はないか

このように、上流から順に「構造」を分解し、改善する。

構造改善の起点は“言い回し”にある

たとえば、「保存してね」と「見返せるように残しておいて」では、
同じ意味でも反応がまったく異なることがある。

言葉は感情のスイッチであり、“文脈のフック”でもある。

ワードが少しズレるだけで、「違和感 → 無視」に直結する。
逆に言えば、“たった一言”で人を動かすこともできる。


感情を設計する──感覚ではなく「再現可能なパターン」で動かす


感情には再現性がある。

多くの人が、“バズ”や“伸び”を感覚の問題として捉えがちだが、それは誤りだ。
感情は設計できる。そして、設計された感情は、複数アカウントにまたがって使いまわせる。

たとえば、以下のような“感情構造のパターン”がある:
•性的興奮 × 背徳感 × 優越/選ばれ体験→ アダルト系
•不安 × 救済の余白 → 占い系
•怒り × 社会構造のズラし → 主張系コンテンツ
•自己否定 × 承認 → 自己投影型アカウント

これらの感情トリガーに、「どの文脈で」「どのフォーマットで」訴求するかをパターンとして持つことで、アカウントごとの“演出”が機能する。


「凡人のズラし戦略」──“正面突破しない”からこそ勝てる


重要なのは、“勝てる土俵をズラす”という発想だ。
天才たちは「感性」で殴ってくる。ならば、構造で“解釈のルート”を変える。

意識しているのは、常に「ズラしの設計」だ。
たとえば、今流行っている投稿構造をそのまま別ジャンルに転用したり、キャラ文脈に「痛み」や「欠損」を混ぜるだけで、共感の質が一段変わる。

ズラしのコツは、「ジャンルAで流行っている型を、ジャンルBに持ち込む」こと。
これは再現性が高いだけでなく、“自分の文脈”を新鮮に見せるフィルターにもなる。


「正しさ」より「ずらし」


SNSにおいて、「正しいこと」はしばしば拡散されない。
拡散されるのは、“感情が動いた投稿”だけだ。

だからこそ、凡人は「正しさ」を主張するのではなく、「ズラし」を仕込むべきだ。

ズラしとは、言い換えれば“常識の違和感”を設計すること。
・常識的に考えれば間違い
・でもなぜか引っかかる
・なぜか気になる
──この“微細なズレ”が、読者の注意を引き、解釈を生む。

SNSでは、正解ではなく“違和感”こそが記憶に残る。
それが凡人に許された、唯一の武器だ。


🪯第6章:「共鳴」から「信者化」へ──思想 × 行動設計の臨界点


これまでの章では、アフィリエイトを前提としたSNS運用──認知・差別化・導線設計・PDCAの精度──を扱ってきた。

だが、ここから語るのは、“思想が人を動かす”構造についてである。

これはアフィリエイト的な実務とは少し離れる。
CVやCTRの話ではない。もっと奥にある、「なぜ、この人の発信は刺さるのか」という根源的な問いへの答えだ。


思想は「言語化」ではなく「構造化」せよ


多くの発信者が、「思想を言語化する」ことに終始する。
だが、思想は“理解”されても、人を動かすことはない。

動くのは、共鳴したときだ。
「わかる」ではなく、「これは“自分の話だ”」と感じたとき。

この共鳴を生むには、「思想」を“構造”として発信空間に埋め込む必要がある。

たとえば──
•投稿の内容より、“言葉選びの価値観”に一貫性がある
•表面的には日常投稿でも、“視座の高さ”が透けて見える
•行動の背景に、常に「哲学」が感じられる

こうした構造化がなされていると、読者はいつしか「この人の言うことは全部正しい」と思い始める。
それは“信頼”を超えた、“信仰”に近い感覚だ。
現に今運用しているアカウントは、フォロワー80人しかいない。だが、お金を払ってでも話を聞きたいと言ってくれる人が複数いる。

大事なのは「誰がフォローしているか」「どんな構造で届けているか」であり、数ではない。

影響力とは、“構造化された文脈共有”の上にしか築けない


ここで言う「影響力」は、単なるフォロワー数やインプレッションのことではない。
それは──人の感情と判断を、無意識に書き換えてしまう力である。

そしてそれは、「文脈」として相手の人生に組み込まれることでしか生まれない。

たとえば恋愛では、「あなたがいたから今の私がいる」というような“宿命的物語”として。
ビジネスでは、「この人の言葉を信じておけば間違いない」という“判断の委託装置”として。

つまり影響力とは、
•相手の物語に意味を与え
•相手の判断を肩代わりし
•相手の行動を内側から変えていく

──そんな存在として、自分が相手の“人生の文脈”に組み込まれた時にのみ発生する。

この状態が成立すると、発信は情報ではなく「物語の更新」になる。
それに共鳴した読者は、いつしか“引用”ではなく“翻訳者”になる。
「この人の思想に共鳴しました」と、引用やRTで自発的に動き出す。

このようにして、「思想 × 行動」の臨界点を超えた発信は、思想共有圏という“文化の装置”に昇華する。


言葉ではなく「文脈の空気」を設計せよ


投稿には、「正論」や「有益情報」を載せるより先に、
“思想がにじみ出る空気感”を設計するほうが強い。

具体的には:
•投稿文の冒頭から、「共通認識のズレ」に気づかせる構造
•「誰にでも当てはまるようで、“自分にしか当てはまらない”ような文脈」
•矛盾・痛み・歪みといった“内的ノイズ”の提示

人は、正解より“解釈”に惹かれる。
だから、余白を含んだ思想の言葉は拡散され、保存され、信仰される。


「思想共有圏」という世界のつくり方


最終的に目指すのは、“思想共有圏”の構築である。

これは、「主語」が“自分”から“私たち”に変わる構造。
「この人の世界観が好き」から、「私もこの世界の住人だ」への移行。

この段階になると、発信は「情報提供」から「文化の布教」へと変わる。

X(旧Twitter)であれ、Threadsであれ、YouTube Shortsであれ──
世界の見え方ごと書き換える思想を発信し続ければ、自走する信者的共鳴層が生まれる。

彼らが、引用をし、無償で布教してくれる。
これが、「信者化=思想を構造的に感染させる」状態である。



🙏最後に──読んでくれたあなたへ

ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。

このnoteは、単なるノウハウ集ではなく、半分自己満足の思想展開です。
ですが、実務の現場で手を動かしながら、何千本と投稿を繰り返し、何百万クリックの裏側で見えてきた“設計”の本質を、全力で言語化しました。

SNS運用で結果を出したい人にも。
思想を届けたいけど方法がわからないない人にも。
「発信で人を動かしたい」と思う人の手助けになれたらと思います。
質問などあればDMとかでお答えするので聞いてください。

引き続きnoteは書いていくのでよろしくお願いします。

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