酔いどれ編集長のクラフトビール飲みある記(127)「東映荒波IPA」は、あの「波ざっぱーん」をイメージさせるIPAだった

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丸の内TOEIと「東映荒波IPA」

4回にわたって連載(96~99回)した【映画『十一人の賊軍』のコラボビール十一本を飲む】と、連載100、101回で紹介した【映画『ボルテスⅤ レガシー』のコラボビールを飲み比べてみた】でお世話になった東映の映画宣伝部Oさんから連絡が来た。メールの冒頭にこうあった。

<東映のクラフトビールが5月22日に発売することとなり、是非鈴木さんに飲んでいただきたく、ご連絡しました。>

映画『十一人の賊軍』と映画『ボルテスⅤ レガシー』に続くコラボビール第3弾というわけか。なんともありがたい話だ。メールはこう続いていた。

<「みんなで丸の内TOEIの門出を、東映ビールで乾杯しよう!」と、丸の内TOEI閉館プロジェクトを盛り上げるために東映のクラフトビールを作ることにしたのです。

東映ビールのデザインやブルワリーをどうするか? その時に閃(ひらめ)いたのが「荒磯に波」でした。東映映画の冒頭の波ざっぱーんの映像「荒磯に波」はご存じでしょうか?>

もちろん知っている。あれが映画館のスクリーンに映ると、いよいよ本編の始まりだと心躍る。とはいえ、あのオープニング映像が「荒磯に波」と呼ばれているのは寡聞にして知らなかった。

<あの映像を撮影した銚子の犬吠埼に銚子ビール犬吠醸造所があるというつながりからクラフトビールを作っていただくことになりました(正確には過去形です。現在は規模拡大のため、醸造所を市内に移転)。>

「荒磯に波」は銚子の犬吠埼で撮ったことも初めて知った。岩にぶつかった白波が荒々しく飛び散るという荒波のイメージから日本海だと思い込んでいた。いやあ勉強になる。

丸の内TOEIが閉館するというのはニュースで読んだ覚えがある。Oさんが添付してくれた資料によると、東京都中央区銀座3丁目にある丸の内TOEIは、1960年9月20日に「丸の内東映」「丸の内東映パラス」として開業した映画館。東映の本社が入る東映会館の再開発に伴い、今年の7月27日に閉館することになったとある。

丸の内TOEIの外観

東映は丸の内TOEI閉館に向けた関連事業について社内各部署を横断したメンバーによる“全社プロジェクト”として進めていくことになったそうだ。65年という長い歴史のグランドフィナーレを彩る「さよなら 丸の内TOEI」プロジェクトのコンセプトは、劇場へかかわる全ての人への感謝と、「映画館で映画を観る」ことの大切さを改めて訴求することだそうだ。5月9日から7月27日の80日間にわたり、数々の傑作特集上映に加えて劇場を活用した各種イベントを実施している。

“全社プロジェクト”のひとつが、今回のビールというわけだ。しかもOさんのメールによると、<鈴木さんの好きなIPAです!>。喉が鳴る。

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