留学先「米国離れ」? トランプ政権、留学ビザ面接停止 北海道の学生に動揺広がる

 トランプ米政権が米国留学に必要な学生ビザ取得のための面接予約を一時停止したことで、北海道内の留学希望者に動揺が広がっている。今秋から留学予定の学生はビザ取得の手続きができない上、得られる情報も限定的で先行きは見通せない。日本からの留学先として最も多く選ばれてきた米国だが、トランプ政権は1期目でも厳しいビザ政策をとった経緯があるだけに、留学希望者の「米国離れ」が進みかねないとの指摘もある。
 「突然のことで目の前が真っ暗になった。合格できた喜びから、一気にどん底に突き落とされた気分だ」。9月に米マサチューセッツ州の名門アマースト大へ入学する予定の札幌市中央区の佐藤蓮さん(18)はこう嘆いた。5月末に合格通知を受け取った2日後、ニュースで学生ビザの面接停止を知った。...
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