職場の先輩に“パワハラ” 市民病院30代技師が減給1か月の懲戒処分 石川・小松市
石川県小松市の市民病院に勤務する技師が、同じ職場の先輩にパワハラ行為をしたとして、懲戒処分を受けました。
小松市によりますと、5月20日付で減給1か月の懲戒処分を受けたのは、市民病院に勤務する30代の技師です。
処分を受けた技師は、2022年2月に同じ職場の先輩4名を個室に呼び出し、3時間以上にわたって、一方的に高圧的な業務上の非難・叱責をするなど、パワハラ行為をしたということです。
行為から2年以上経った去年春に、精神的苦痛を受けたとする被害者からの相談で、事態が発覚。
聞き取り調査などを行った結果、パワハラ行為が数回確認されたということです。
また、適切な指導を行わなかったとして当時、管理監督者だった60代主幹が、戒告の処分を受けました。
小松市の宮橋勝栄市長は「市民の皆様の命を預かる組織において遺憾の極みであり、改めてハラスメント対策を継続的に取り組んで参ります」とコメントしています。